first live”Spring Songs” in 原宿アストロホール

01/03/23

written by Moc

念願のワンマンライブ、とうとうこの日が来てしまいました。
昨年末にこの情報を知って以来、ずっと心待ちにしていました。
でも、この日が終わればこんなに楽しみな事が無くなってしまうと思うと、
ちょっぴり寂しくもあったり・・・。



まず暗闇の中からサポートの方々が準備に入ってきます。
そして演奏が始まってからビッキーの登場です。
この演奏を聞いて私はちょうど1年前の記憶がフラッシュバックしてきました。
昨年の3月まだ完全にビッキーのハマル前に
広島であったイベントライブでの1曲目がこの曲だったのです。

サンシャイン96
Flavor Magic


私の好きな曲で幕を開けたワンマンライブ、
まだまだ会場が大盛り上がりとまでは行っていませんが、
リズムよくライブに入っていけたのでは、と私は思いました。
そして、これから前半の山に入っていきます。
ビッキー曰く、「怒涛の5曲」スタートです。

誰よりも
忘想
ありふれた世界
My Cherie Amour
いつもの気分で


正直言って「誰よりも」「忘想」「ありふれた世界」は、
私的にはまったくのノーマークの曲で、かなり驚かされました。
そして「Jamaica Song」以外のカバー曲があるというのも、驚きでした。
まさに「怒涛の5曲」です。
これまでいろんなメディアで「ワンマンでは持ち歌全部しないと・・・」
みたいな事を言われていたと思うのですが、
そんな中新しくカバーをするとは!、という感じでした。
でもMCでのビッキーの解説によると、
この曲はデビューに当たってもっとも重要な曲であるという事らしいのです。
それは、デビューのきっかけになったオーディションでこの曲を歌ったという事なのです。
しかもその時はビッキーオリジナルの日本語詞をつけて歌ったらしく、
「あの〜人は〜♪」
「ウケないっ!」(爆)
どうやらビッキーは「あの〜人は〜♪」で
会場がどっかーんとなることを予想していたようですが、
実際はそのあとの「ウケないっ!」の方が爆笑でした(笑)。

そしてここからは一番の目玉かもしれない弾き語りコーナーの始まりです。

アタシのためうた
祈り
スマイル


正直言って、この3曲はシビレました。
特に「祈り」はココロと脳みそにビリビリ来てしまいました。
私が初めて見たビッキーのライブ(広島タワレコインストア)で一番印象に残った曲、
一番ジーンときた曲、それが「祈り」だったからです。
しかもそれがこのライブでは弾き語りなのです。
ココロに響かない訳が無いです。
そのビリビリ来たココロを引きずったまま
ベース、キーボード、ドラムという3人のみで「スマイル」へと続きます。
そして「スマイル」の最後に「偽クラムボンでした」をカミカミで言うビッキーでした(笑)。

ここでのMCはよく覚えてはいませんが、
4月からレコーディングに入ります、という事を言われていたと思います。
あと、「電リクBeat Box」に4月から出演しますという事を言われていました。
次の曲は・・・
スタッフの方がビッキーに何か楽器を持ってきました。
よく見ると肩からかけるキーボード(名前不明)でした。
イメージ的には「浅倉大介」(漢字あってます?)という感じでした。
そしてこのキーボードをビッキーが演奏して「サニーデイ」は始まります。

サニーデイ
雨のち晴れ
Jamaica Song

続いて「雨のち晴れ」「Jamaica Song」
さすがにこれまで何度も歌った曲だけにすごくこなれていて、とても良い感じです。
「Jamaica Song」はキュビズモグラフィコのアレンジのしっとり風味ではなく、
会場もノリやすいような通常バージョンでした。
会場もいつのまにか手拍子が始まっていて、
この少し前からノリは最高潮だったと思います。

そしてここでビッキーが一人一人メンバー紹介です。 (なぜか呼び捨て)
ギター「でんべい」
キーボード「エマーソン北村」
ベース「鈴木正人」
ドラム「楠均」
ギター「中森泰弘」
そしていつものように中森さんが「『櫛引彩香』でございます」とビッキーを紹介しました。
Average Forty Band + でんべい、でのサポートです。

そしてついに最後の曲



ビッキーもこの曲が好きというのを
他のメディアなどで言っているのを見た事があったのですが、
そのとおり、いつにもまして思い入れたっぷりに歌ってくれました。
私もこのだんだん明るくなるイメージの所が大好きです。
曲の最後の部分は、歌が終わってまだ演奏が続いている所で
ビッキーは「ありがとうございました」と言ってステージから降りていきました。
個人的には「あれ、もう終わり?」という感じでしたので、
まだまだビッキーをこのまま帰らせる訳にはイカンという事で(笑)、
必死に手をたたきました。

拍手は私が今まで見た他のライブに比べてけして揃っているとは言えませんでしたが、
みんなの気持ちは「もっと聴きたい」と揃っていたと思います。
それに、何故か拍手があたたかく感じたのは私だけでしょうか。
そのあたたかい拍手がどのくらい続いたでしょうか、ビッキーが出てきてくれました。

わーい、アンコールだー(ちょっとアホ)

そのままアンコール1曲目「恋する果実」に突入です。
いったんライブは途切れたはずなのに会場のノリは最高潮のまま、
そしてテンポの良い曲で更にヒートアップです。

恋する果実

ここでもう一度メンバー紹介です。
先ほどのメンバー紹介ではただ名前を言っただけでしたが、
2回目はメンバーとの掛け合いも面白かったです。
特にでんべいさんとの掛け合いは見ごたえありました(笑)。
そしてアンコール2曲目、そして最後の曲。
もうこの曲はないのか・・・と諦めかけていたらようやくここでありました

待つココロ

もうこの曲については何も書く事はありません。
見事に昇天です(笑)。
ここでビッキーは「ありがとうございました」と言って下がっていきました。
会場の明かりが少しだけ明るくなり「あー、本当に終わってしまうのか・・・」と思いつつ、
でも会場の拍手は鳴り止みません。
こうなったら最後に挨拶だけでもビッキーに出てもらうぜ!
という感じで私も拍手に参加しました。
すると何故かスタッフの方がキーボードを準備(!)
これってもう一度アンコールがあるって事!?
なんて思っていたら今度はビッキー一人が登場。

ステージ中央に置かれたキーボードの前に一人座るビッキー。
曲の出来た経緯をいろいろ話してくれた後、
本当に最後の曲

新曲(タイトル不明)

を、弾き語りで歌ってくれました。
歌っている間はこれまでの会場のノリがウソのように静まりかえり、
みんながじっとビッキーの演奏と歌に聴き入っていました。
ビッキーの歌、ビッキーの演奏、会場の空気が私のココロにスーっと入ってきて
何故か頭がボーッとなって、じーっとビッキーを見ていました。
正直言ってもし一人で見ていたら泣いていたかもしれない、
そのくらい感動してしまいました。
実際にCDとして発売される時はどのようなアレンジになるかは分かりませんが、
ぜひともこのままのアレンジ、ビッキーの弾き語りのみで発売して欲しいです。
そして家で一人で泣かせてください・・・


そしてライブは私のココロをいろんな方向に持っていき、幕を閉じました。
ビッキーのライブはある程度長い時間を
ビッキーのセンスで切り取った方が断然面白いものになると思っていましたが、
まったくそのとおりになりました。

歌、演奏はもちろんの事、客席の空気、ステージの空気、
いろんな要素が私のココロを動かしたように感じました。

19時過ぎに始まり、気がつくと21時、あっという間の2時間でした。
普段2時間のライブを長いなぁと感じる私も、この2時間はものすごく短く感じました。

今まで見たイベントなどのライブは、
他のファンがいるのでそんなにあたたかい拍手ではなかったと思うのですが、
今日のこの拍手は全員がビッキーを見に来ている人たちばかりの拍手です。
そう思うと、これまでとは少し違ったあたたかい拍手に感じたのは私だけではないはずです。

最後にまとめるとすれば(無理矢理だな・・・)、
みんなもすごく気にいっていると思う「ビッキーの笑顔」
これを無くしてワンマンの成功はなかったと、私は断言します!

PS
結局何が言いたいんだ?という突っ込みは無しでお願いします


☆セットリスト☆
サンシャイン96
Flavor Magic
誰よりも
忘想
ありふれた世界
My Cherie Amour
いつもの気分で
アタシのためうた
祈り
スマイル
サニーデイ
雨のち晴れ
Jamaica Song


恋する果実
待つココロ

新曲


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