タワーレコード仙台インストアライブ |
in TOWER RECORDS仙台店
99/11/26
written by たてやまさん
櫛引彩香さんのインストアライブに行ってきました。
この日のインストアライブは,夕方から同じ場所で行われた「M-KIDS」,「M-KIDS RADIO」(=仙台放送とDatefmで放送されているメディアミックスプログラム)の公開録画のあとに行われました。 お客さんも公開録画に参加した人たちがそのまま残っていたようです。 東芝の広報の方(?)による紹介で,櫛引さん登場。 自分が青森県出身ということで,この東北の地で歌えることをとても楽しみにしてきたとのこと。 今日は4曲ほどとの宣言が。 ここで広報の方とのちょっとしたトーク。 広:「初ライブといっても過言ではないライブも仙台でやったんですよね。」 ビ:「そうでした。 5月にサムエルとかアドバンテージルーシーが出たイベントライブがあって、そのオープニングアクトで3曲歌ったんですけど。」 広:「見た方いらっしゃいますか? やったんですよ。」 どうやら会場には見てた方はいなかったようです。 私は見てましたけど。(笑) 広:「ほとんど初ライブだったので,ヒックスヴィルの中森さん等のそうそうたるメンバーを従えつつそうとう緊張してたようですね。」 ビ:「緊張しましたね,あのときは。」 ホント、見てるこちらにも良くわかりました。(^^; 広:「あれから早半年。 ライブの方は慣れましたか?」 ビ:「楽しくなってきました。」 広:「今日は4曲ですが、自信のほどは?」 ビ:「なんでやる前にそういうこと聞くんですかぁー。(笑)」 広:「ちょっとしたプレッシャーを与えてみようかと思って。」 ビ:「楽しんでいきましょうよー,ね。」 広:「今日のライブをサポートしていただく心強い兄貴をちょっと呼び込みたいと思うんですが。」 中森さんとサポートのキーボードの方が登場。 ところでこのキーボードの方のお名前がわからないんですが...。 広:「どうでしょう?,インストアイベント。 何ヶ所目ですか?」 中:「5ヶ所目です。 ビッキーもだいぶ慣れてきましたね。」 広:「中森さんから彼女の印象を一言。」 中:「なんかボクトツとしたイメージがあるんですけど、結構しっかりしてるんですね。やっぱり自分に厳しい、実はね。 レコーディングとかでもがんばってます。」 トークはこんな感じで演奏に。 テーブルにタンバリン。 手には緑色の突起のたくさんついたモノが? 何? 「これから4曲歌うんですけど、いきなりこんな怪しいものを持ってなんだと思った方もいるかと思うんですが、これは9月に沖縄に行ったときにもらったゴーヤシェーカーといいます。 あらかじめ言っておきます。決してあやしいモノではありません。」 あ,なるほど。 1.「いつもの気分で」 櫛引さんのゴーヤシェーカーに導かれて中森さんギターによるイントロ。 櫛引さんの歌を生で聴くのは、前述のサムエル等とのイベントライブ以降2回目だったのですが、正直びっくりしました。 あまりに歌が違って。 あのときのイベントライブのときの演奏は音としてのイメージはもう頭の中には残ってなくて,「固い」「歌詞が聴き取りにくい」「声に伸びがない」「音程は悪くはない」といった言葉での印象しか残っていないのですが,この日の演奏は声も良く出ていて力があります。 あの日のような固さもなくて,歌の表情もよくわかります。 後奏にはこの曲には珍しく?フェイクも聴けました。 2.「喜びと悲しみ」 サビからのシンコペーションのメロディーを声の伸びがあるから生きてきます。 この曲が一番声がよく出ていたような気がします。 2コーラス目のサビにはキーボードの方と中森さんのコーラスが入ったのですが, これが良かったです。 コーラスが入った瞬間に,その場の空気の温度が2,3度上がったような気になる暖かさなんですよね。 「どうもありがとうございました。 次の曲は『祈り』という曲なんですが,セカンドシングル『雨のち晴れ』のカップリングの曲なんですが,レコーディングある意味大変でした。 中森さんプロデュースだったんですが,一発録りでやってみようということで,照明を変えて雰囲気を出してみたりしました。」 3.「祈り」 8ビートのリズムボックスにオルガンの音色のキーボード。 中森さんのギターも必要最小限のコードのみです。 こういう動きの少ない譜割りの曲で、歌がもつかどうかってところで実力がわかってしまうものですが、ちょっとしたブレはあったものの充分イケてました。 「あー届いて欲しいのに〜」の部分では背筋がゾクゾクするほどの気持ちのこもった歌でした。 この曲はぜひまたライブで聴いてみたいです。 リズムボックスがフェードアウトしたところで,中森さんのカウントで, 4.「雨のち晴れ」 キーボードの方のコーラスが効いてます。 ビッキーのメロディーにハモリがつくと、可愛らしくてキャッチーなのが際立ちますね。 この曲の間奏と後奏では4拍目にタンバリンを打ってました。 最後は「ヨッ」の掛け声で締め。 ちょっとタイミング早かったかも。(^^; 演奏終了後,CD購入者対象にサイン入りポストカードとオリジナルトートパッグ(=小さ目の黒いもので、「syk」のロゴが入っています。)が配布されるとのことで,冷やかしで見に行ったはずなのに「雨のち晴れ」を購入して列に並んだのでした。 グッズをビッキーから受け取るときに,5月のライブを見てたこと、そのときは緊張しててあまり演奏が良くなかったから1stシングルは買わなかったけど,今日の演奏が良かったんで今買ったこと...を本人に直接言ったりした私は失礼なヤツですね。(^-^; マイナスイメージを持って聴き始めたライブだったのですが,そのマイナスイメージはこの日の演奏で消え去ってビッキーの好感度が急上昇したのでした。 |