ルルの骨折療養記
平成10年6月19日(金)『骨折』
pm9:20頃、突然事故がおこりました。
台所でごはんを食べていた私につかまって立っていたあこが、バランスを崩して倒れました。
おっと危ない!・・と咄嗟に腕をつかんだので、コテンッという感じでひっくり返ったあこの頭の辺りから ルルが飛び立ちました。
「ああ〜ん(>_<)」と泣き出したあこをだっこし、ふとルルを見ると、右足がへんな方向を向いている。
「えっ!?」驚いてさわってみると、足はブラブラで全然力が入っていないよう。
ルルは痛がるようでもなく、何が起こったかわからないようなびっくりした顔をしていました。
これは大変な事になった!!・・・と、あわてて近くの動物病院に電話し、連れていきました。
うちの近くには鳥専門の病院がなく、約2ヶ月前お腹をこわした時にもこの動物病院にお世話になりました。
なかなか評判はよく、いつ行っても患畜でにぎわって?いる所です。
この日も夜遅いのにもかかわらず、親切に迎えてくれました。
見てもらうとやはり、『右足骨折』。
麻酔をしてテーピングをまいてもらい、食欲を出す薬を頂きました。
先生の話では、
「骨は2〜3週間でつくでしょうが、骨が曲がってついてしまう可能性があります。
また、鳥の血管は細いので、もし詰まってしまったら、その先は腐って落ちてしまいます。
今はまだどうなるか解りませんが。
当分はこのゲージで平飼いにして下さい。」
との事でした。
そうならない事を祈りながら、麻酔でフラフラのルルを連れて帰りました。
先生の言い付け通り、当分の間は小さいマス箱の中で暮らす事になりました。
これは、ルルが赤ちゃんの時に暮らしていたマス箱です。
餌は食べやすいように、小さい皿に入れて下においてやりました。
しかしルルは餌どころではない様子。テーピングが気になって気になって、ずっと噛んでいます。
11時半頃、とうとう噛み切ってしまいました。
自分で巻き直す事はできないので、今日はこのままで明日の朝1で病院に連れていく事に
しました。
平成10年6月20日(土) 『エリザベスカラーを巻く』
エリザベスカラー
テーピング
カラーいやいや!!
テープを巻き直してもらう為にまた病院へ。
「気にする子は、すごく気にするんですよ。つつけないようにカラーをつけましょうね」と先生。
昨日よりもしっかりめに巻いてもらい、噛めないようにエリザベスカラーをつけてもらいました。
カラーは嫌がって、エサを食べなくなるようだったらはずしてもいいとの事でした。
テーピングは足に添え木でもして、テープを巻くんだと思っていましたが、 左の映像のように足を体にひっつけてぐるぐる巻きにして固定されています。
折れた場所によって色々手当ての仕方が違うようです。 ルルは第2関節?の上の方が折れていたため、このような方法をとったのでしょう。
マス箱は狭く、カラーが邪魔で動きにくいだろう、と思い、かごに移してやりました。 かごの底にはちらしを敷いてやりました。ティッシュペーパーだと、爪が引っかかって、無事なほうの足 も骨折してしまう危険があるのでダメだそうです。シュレッダーにかけた紙を敷き詰めるのが一番いいそう。
かごに移してもカラーをいやがって暴れる暴れる。
あんまりいやがってエサを食べるどころではないようだし、また無駄な体力を使わせてしまってもいけないと 思い、夕方にははずしてしまいました。
しかし、この日はショックが大きかったのか、カラーをはずしてもエサを食べようとしない。
かごではよじ登って上のとまり木に止まろうとするので、またマス箱に移す事にしました。 ルルはテーピングをつつくか、しょぼ〜んと隅っこでうずくまっています。
非常に心配・・・。
平成10年6月21日(日)『エサを食べない』 朝エサを見てみたが全然減っていない。そっと体をつかんでお腹をさわってみると、骨が出て痩せ細って います。
病院で貰った食欲を出す薬は、小さいスポイドのような容器に入っていて、それを朝晩1滴づつ飲ませます。 これがなかなか難しい。 ルルをつかんで1滴口の中に流し込もうとするのだが、ピッピッと頭を振って振り飛ばしてしまうのです。
何度かチャレンジしてやっと飲み込んでくれました。とにかく薬の度に体をつかまないといけないのがかわいそうで、 何かいい方法はないものか?
エサは食べる気がしないようなので、ルルの好きな小松菜を買ってきてみました。
小松菜はカルシウムが豊富なので骨を回復させるには絶好の食べ物です。 1枚をちぎってマス箱の隙間から差し込んでみると、食べた! しゃりしゃりと音をたてながら夢中で食べてくれました。その後、食欲が少し出たのか、エサもつついて いました。 少しでも食べてくれたら安心です。
平成10年6月25日(木)『またテーピング巻き直し』 またまたテーピングを食いちぎる。夕方巻き直してもらうために、再び病院へ。
先生もちょっぴり呆れ顔でした。さらにしっかり巻いてもらいました。
ルルの食欲はムラがあり、食べたり食べなかったり。薬がかかせない。
小松菜は相変わらず良く食べるので、毎日与えています。
水は、箱が狭くてひっくり返したり、落ちたりしたらいけないので中には入れていません。 時々私が指につけて滴を飲ませてあげます。7〜8滴飲めば満足するようです。
それにしてもルルはよごれてきたない。尻尾やテーピングや足はもうう○ちまみれ。
できるだけ頻繁に箱をチェックし、う○ちをとってやるようにはしていますが、夜中寝ている間はどうしても 掃除できないのです。
はやく良くなって、水浴びをさせてやりたい。
平成10年6月27日(土)『薬の飲ませ方』 薬のよい飲ませ方を発見!水と同じ要領で指につけてそっと近づけると簡単に飲んで くれました。
ずいぶん元気は出てきたようで、もう外に出たくてたまらない様子。箱の中を動き回って出る方法を考えて います。だしてやりたいが直るまでの辛抱。心を鬼にして我慢させなければ・・・。
平成10年7月4日(土)『テーピングをとる』 またテーピングを食いちぎったので(これで3回目!)病院へ連れていく。また巻き直されるんだと思っていたら、 テープをはずされた!もう骨はついているそうです。
しかし・・・悪い事に曲がってついてしまっていました。人間でいうと、O脚のような感じで関節が外側を向き、 足は内側を向いています。
まだ骨がついたといっても右足には全然力が入っていなくて使おうとしていません。 10日位まだ箱の中で様子を見なさい、と先生に言われました。
平成10年7月13日(月)『かごでのリハビリ』
だしてだして〜〜!!
12日に様子を見せるために病院へ連れていったが、先生が研修でお休みだったので、今日連れて行きました。 「今度は鳥かごに移してリハビリしましょう、2日後にまた見せてください」との事でした。
早速かごへ移してみる。くちばしと左足を使ってよじよじと不器用に側面を登り、なんとかとまり木にとまる事が 出来ました。ごそごそしているが動きにくそう。
私が近づくと、もう外に出してもらえると思うのか、側面にへばりつき、「出して!」ポーズ!
この映像ではわかりにくいですが、テープをはいだ所がはげています。冬でなくて良かった。
平成10年7月15日(水)『先生の許可おりる』 病院に行くと、「もう外に出してリハビリしましょう」と言われました。まだまだ出すのは当分先だろうと思って いたのでびっくり!
しかし、まだ足は全然使っていないし、恐いので今日は出さなかった。
平成10年7月17日(金)『ひさしぶりのお外』 ひさしぶりに外に出してみた。うれしいらしく、部屋の中を何周も旋回しました。
まだ止まるのはぎこちなく、歩くのも片足でスズメのようにチョンチョンと跳びながら歩いています。 少しずつ慣らしていくしかないでしょう。
この事故で手乗りの鳥を飼うには十分注意を払わないといけない事を思いしらされました。
慣れてくるとついついぞんざいに扱ったりしがちですが、小さな小鳥は非常にデリケートです。
足も細く、ちょっとした事で骨折してしまったりします。
特に小さな子供のいるときは目を離さないようにしなければいけません。
今回の事で十分反省し、今後片足が不自由になってしまったルルを今まで以上に
いたわって、かわいがっていきたいと思います。
♪こんなに元気になったのよ♪

「片足でも頭かけるのよ!」 「なあに?呼んだ?」
「おっとつまづいた☆」