大 理
Dali


大理は13世紀まで大理王国の首都として栄えた町です。瓦屋根の街並みと城壁が古都の風情を感じさせます。人口の半分以上を白族が占めています。

大理といえば,三塔寺
大塔は9世紀の建築で方形13層,高さ69.13m。小塔は八角10層,高さ42.19m。
あいにくの雨だったので,裏の公園から池に倒影された逆さ三塔寺を見ても,黒くて今一つだった。
城門
城壁の上
昆明の花博に出席した後,休暇をとって雲南省を視察していた朱鎔基総理に大理の城門前で偶然お目にかかった。
それにしても,中国の要人は気さくなもので,黒塗りの高級車でなく,おんぼろのマイクロバスからスーツでなくジャンパー姿で降りてきたため,びっくりした。
一般市民の熱烈な歓迎ぶりを見て,日本の総理もかくあるべしと思ったのは,私だけだろうか。
愛しあっていた白族の娘と若者が,領主からの横恋慕からやむなく泉に身を投げ心中した。そして二人は蝶になって飛び去っていったという悲恋伝説の残る蝴蝶泉
今はただ,民族衣装を借りて記念写真を撮るだけの観光スポットか。
現地ガイドの張作艶さんは,白族出身の23才の娘さん。バスの中で「大理的三月好風光」の歌を唄ってくれた。
また来ることがあったら,今度は三月に来てみるかな。


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