3月例会のようす
場所 しまね国際センター(くにびきメッセ2階)
日時 3月13日1時半から
参加者 5人
日本支部総会の議案を検討
USAキャンペーンに参加
日本支部総会の議案を検討
アムネスティ・インターナショナル日本支部の1999年度総会が4月10日(土)、
11日(日)に東京でひらかれます。松江グループからは運営担当が参加します。
日本支部総会の議案はすでに会員に配付ずみです。この議案書をもとにグループとして
の意見を討議しました。そこで出たおもな意見は、
○全体的なことについて
・議案書の文章自体がむずかしくて、アムネスティの会員でもよほどベテランでないと
よく理解できない。専門用語を使わなければならない事情もわかるが、会員をふやし、活
動のすそ野を広げるためには、親しみやすくわかりやすい活動内容であることが第一の条
件であり、議案書自体からして改善していかなくてはならないのではないか。
・支部総会自体が専門的になりすぎていて、自由な討議の場となっていない。
○組織関連方針決議案(議案書P10、11)について
・どれも一応の方向性はあるけれど、「具体的な内容は次回2000年度総会で決定す
る」という決議案ばかりなので、グループとして反対とも賛成ともハッキリとは決められ
ない。しかし一応の方向性については、どの議案についてもとくに大きな問題はないので
はないか。
○高齢者会員の会費の減免について
・浦和59グループが70歳以上の会員の会費を、年額3600円に減額する決議案を
提案しています。年金生活などになって経済的余裕がなくなったために退会する高齢者が
いるから、という提案理由で、松江グループとしても基本的には賛成しようということに
なりました。しかし、
65歳以上、年額6000円程度、という方がよいのではないか
(年金受給年齢、ニュースレターのみの料金とのバランスから)
他の経済的弱者への配慮も必要ではないか
といった意見がでました。これについては議案書P10の決議案3「会員制度に関する
規約改正の方向性」の中に、「少ない金銭的負担でもアムネスティに協力できる制度を作
り・・」とあるので、総合的な規約改正案をつくってほしいという考えです。
USAキャンペーンへの参加
アムネスティ・インターナショナルでは、今年9月までの予定で、USAキャンペーン
をおこなっています。
アメリカ合衆国は1776年の独立宣言以来、「人権先進国」を自負してきました。ア
メリカ政府は世界各国の人権侵害を問題にして、その改善を要求したりしています。
昨年末にイラクを武力攻撃した時には、イラク政府の人権侵害についてのアムネスティ
報告を、攻撃をおこなう理由のひとつとしてあげていました。アムネスティは同時に、ア
メリカの同盟国であるクウェートやサウジアラビアでの人権侵害についても報告している
のですが、アメリカ政府はこれはまったくとりあげようとしていません。
このようにアメリカ政府は「人権問題」を自国の外交政策につごうのいいように使って
います。また「子どもの権利条約」をいまだに批准していない世界でただふたつの国のひ
とつ(もう一カ国は現在政府が事実上機能していないソマリア)であるように、世界的な
人権保護条約の多くに参加しておらず、国内にもさまざまな人権問題が存在しています。
こうしたアメリカ合衆国へのキャンペーンをおこなうことは、アメリカ合衆国以外の国
々にも大きな影響をあたえるはずです。
アムネスティ松江グループもこのキャンペーンに参加することにしました。