3月例会のようす       

 場所  松江市女性センター(スティックビル2階)
 日時  3月25日(土)1時半から
 参加者 7人

アムネスティインターナショナル日本支部 2000年度総会議案について
  (会員のみなさんには支部総会の議案は別に郵送されています)

 日本支部総会は4月15日(土)16日(日)に大阪でおこなわれます。松江グループ
からは2名参加の予定です。
 話し合いの結果、総会では次のような意見をいうことになりました。

○「1999年度をふりかえって」(議案P2〜7)→とくに問題点はなさそう
○「2000年度にむけて・方針議案」(議案P8〜12)
・「全体方針議案」(議案P8)
 →賛成してもよいが、アムネスティは犯罪被害者の支援にももっと力を入れるべきだ。
アムネスティは犯罪容疑者や受刑者の人権保障にばかり力をいれていて、犯罪被害者の立
場を考えていない、と思われている部分がある。死刑廃止をすすめていくためにも、もっ
と犯罪被害者の支援に力を入れるべきだ。
・活動関連方針議案1「支部30周年を飛躍の契機にしよう」(議案P8〜9)
 →賛成してもよいが、「4 国内人権問題(死刑制度、代用監獄制度の廃止、難民認定
制度の改善)への新たな取り組み」という部分は、その3つがいちばん大きな問題だとい
うことはわかるが、他にもさまざまな問題があるはずだ。この3つだけでいいとは思えな
い。
・活動関連方針議案2「2000年度活動計画」(議案P9)→賛成
・活動関連方針議案3「支部の活動能力を高めるため、以下の点を強化しよう・・」(議
案P9)→賛成
・活動関連方針議案4「日本における人権状況を改善するため、司法制度改革審議会に対
し積極的に働きかける」(議案P10)
 →賛成してもよいが、司法制度改革審議会の審議結果がどれだけ実際の司法制度改革に
生かされるのかよくわからない。ただ意見を言っただけ、というのではあまり意味がない
のではないか。
・活動関連方針議案5「海外のアムネスティのグループが行っている日本人を対象とした
活動につき・・内容を情報定期便に紹介する」(議案P10)
 →いままでそのようなことをしなかったのはなぜなのか、日本人へのケースを知ること
でどのような利益があるか、自国条項(国内の個別の人権侵害に対しては活動しない、と
いうアムネスティの原則のひとつ)との関係は、などわからないことが多いので、総会で
の話を聞いて賛否を決める。
・組織関連方針決議案1「組織発展委員会設置について」(議案P10)→賛成
・組織関連方針決議案2「個人会員の会費減額措置について」(議案P11)
 →賛成だが、会費の分割納入をみとめると、さらに会員になりやすくなるのではないだ
ろうか。「年に12000円」と「月に1000円」というのではやはりちがう。
・組織関連方針決議案3「法人化方針議案」(議案P11)
 →賛成だが、個人会員を「意思決定に関与する会員」と「意思決定に関与しない会員」
とにわけた場合、入会の時にわかりにくいのではないだろうか。
 また支部の役員は賛助会員でもなれるようにする、ということだが、グループの役員も
賛助会員でもなれるようになる、ということだろうか。
・財政関連方針議案(議案P12)→賛成
○議案の全体を通して
 あいかわらずよくわからない言葉づかい、ふさわしくない言葉づかいが多くて、非常に
わかりにくい。「モチベーション」「アドホック」「パブリシティー」など、わざわざ外
国語を使う必要はないのでは。「戦略」「内に食い込む」などの言葉づかいにも違和感が
ある。もっと本気でわかりやすい言葉づかいを追求してほしい。
○国際事務局への要望
 国際事務局から送られてくる英語の情報は、量が膨大である上にアムネスティ独特?の
言葉づかいがされていて、非常にわかりにくい。グループの国際担当の負担がとても重く
て、ほとんど消化不良に終わってしまう。くわしい情報とは別に要点だけをまとめたもの
も送ってほしい。また英語が母国語でない人々にもよくわかる、わかりやすい言葉づかい
をしてほしい。


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