アトピー性皮膚炎の症状

アロマテラピー     天使の階級

アトピーとはギリシア語に由来し、英語では“奇妙な”という意味に相当するといわれています。

アトピー性疾患は抗体が関与していると考えられていますが、まだそれが見つからず、

しかも遺伝や体質に深く関係しているようなのです。

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アトピー体質とは、ぜんそく、アレルギー性鼻炎、花粉症、アトピー性皮膚炎、じんましんなどを、

発病しやすい体質のことをいいます。

現在、人口の約30パーセントの人が、この体質をもっていると推定されています。

上記のようなアレルギー反応を引き起こす原因物質をアレルゲンと呼び、

アトピー体質をもっている人は、なんらかのきっかけでアレルギーが成立すると、

ある臓器で、あるいは異なった臓器で、ときには同時に、ときには成長とともに場所を変えて、

アレルギー反応を引き起こすようになるのです。

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アトピー性皮膚炎は、上のようなアレルギー反応が皮膚で起こるために生じる湿疹変化です。

皮膚ではアレルゲンは皮膚表面に接触し、皮膚の中に侵入してアレルギー反応を起こしたり、

消化管から吸収されたアレルゲンが血管から皮膚に到達し、そこでアレルギー反応を起こすこともあります。

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[症状]

1:乳児期

生後1、2ヶ月から1、2歳までの時期には、顔、頭、耳介などに湿疹様の皮疹ができやすく、

さらに家族にアトピー性皮膚炎があったり、家族や本人にアレルギー性疾患があれば、

アトピー性皮膚炎の可能性があるとして、経過を見ることになります。

2:幼少児期

  1. 3歳から12歳までの時期では、2種類の典型的な皮疹がみられます。

一つはアトピー性皮膚または鷲皮様皮膚と呼ばれるもので、

毛孔に一致した角質に覆われた硬い小丘疹が上背部や上腕伸側に多くみられます。

もう一つは、肘や膝の裏側にあらわれる苔黴化局面です。

皮膚が厚くなり、やたらと痒くなり、しわがはっきりした状態ななります。

また年長児になると、顔色が悪く、乾燥質の肌で、顔の周囲に黒ずみ皺が目立つ、

アトピー性皮膚炎特有の顔貌となります。

3:思春・成人期

一般に思春期や成人期にみられるアトピー性皮膚炎は重傷である傾向があります。

思春期では皮脂の分泌が盛んになるため、皮膚の乾燥状態は改善し、アトピー皮膚は軽くなるか、消退します。

しかし苔黴化局面の方は悪化し、範囲も広がることになります。


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アロマテラピー

植物の香りには、気分をリラックスさせたり憂鬱な気分を高揚させるなどの、

精神的によい効果を及ぼすことが経験として知られています。

また最近の脳波の研究では、植物のエッセンシャルオイルが、

それぞれ特定の精神的効果をもっていることが確かめられはじめています。

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たとえばラベンダーの香りには鎮静作用があり、心を落ち着かせ安らかな眠りを誘います。

このアロマテラピーを、イギリスのロバート・ティスランド氏は大きく三種類に分類します。

@ホリスティックアロマテラピー

:芳香を使った民間療法の考え方を踏襲したもので、エッセンシャルオイルのマッサージなどにより、

精神を安定させ、身体の自己治癒能力を十分に発揮できるような状態にします。

Aメディカルアロマテラピー

:フランスの医師らによって感染症の治療に使われ、通常エッセンシャルオイルは内服します。

またエッセンシャルオイルが皮膚によく吸収され抗菌作用があることから、皮膚疾患にも使われます。

Bエステティックアロマテラピー

:主に美容を目的とした療法で、

エッセンシャルオイルを使って妊娠腺やニキビなどのケアを行います。

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<アロマテラピーの方法>

@吸入

:簡単なのは、ティッシュや枕、ポプリなどにエッセンシャルオイルを数滴つけて、芳香を吸い込みます。

熱湯に数滴たらして、蒸気とともに吸入する方法や、

エッセンシャルオイルの霧を部屋中にまく電動の芳香拡散器は、ポプリなどにより強力に吸入できます。

A入浴

:浴槽のお湯にエッセンシャルオイルをたらしてから、15分以上ゆっくりつかります。

湯気にのった成分を吸入、開いた毛穴からも吸収できます。

B湿布

:エッセンシャルオイルをたらしたお湯を布に浸し、軽くしぼったものを、

皮膚のトラブル、頭痛、腹痛、筋肉痛などの患部に直接当てて安静にします。

さらにラップフィルムで包み、温めてやると成分が逃げにくくなります。

Cマッサージ

:純度の高い植物性油で希釈したエッセンシャルオイルを、マッサージで皮膚に浸透させ、

さらに血液循環を良くして、筋肉や神経の緊張をほぐします。

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<エッセンシャルオイル>

植物の花びらや葉、果実の皮などに含まれている揮発性の高い化学物質で、

それぞれ独自の香りで、受粉するための昆虫を誘い寄せたり、保水の働きもあります。

一般には、これを水蒸気蒸留法や圧搾法で抽出したものをエッセンシャルオイルと呼んでいます。

主な材料は、一般にハーブと呼ばれる薬草で、その有効成分のみを取り出します。


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天使の階級

 天使という概念に最も近いのは、“超自然的な霊”であり“魂”である。そのことは、天使が必ず羽根を所持して

いることや(羽根は汎世界的な「霊」のシンボル)、冥府との密接な関わりを持ち続けてきたことからもわかる。

 また、天使を意味する「エンジェル」という語は、ヘブライ語「マラーク」のギリシア語訳で、「神の影の面」という

意味だというが、そうであれば、天使は被造物などではなく、神の分身、あるいは、“神の無意識的部分(暗黒面)”

とみなすことも十分可能であるに違いない。

 聖書の正典にほとんど天使のディテールについての言及がないことに加え、もともと個々の預言者の霊的ヴィ

ジョンや個人的幻想と結びついて語られる性質のものであるだけに、天使に関する説(階級や、その階級に属す

る天使の名、職能など)は諸家によってまちまちで、統一見解というものは存在しない。

 ただし、カトリック教会内で標準と見なされてきた天使の階級表は存在する。西暦500年ごろ、偽ディオニュシウ

スと呼ばれる著述家が創作し(「天上位階論」)、後に、かのキリスト教神学の巨匠トマス・アクィナスが「神学大全」

で取り入れた説がそれだ。それによると、天使の階級は3グループ9階級に分かれ、神を中心とした9重の同心円

を形成しているという。

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第一階級=セラフィーム(熾天使)

:神と最も近い位置にいる天使で、本質は光と純粋思考とされる。ただし人間界に姿を現す際には物質的な身体

をまとい、6枚の翼と4つの頭を持った「空飛ぶ蛇」などのイメージで表される。

 神に最も近いとされる天使が蛇と結びつけられているのは、この天使のルーツが、ユダヤ・キリスト教以前の異教

に由来することを端的に示している。古代オリエントにおいて(古代中国やインドにおいても)、蛇は再生、復活、癒

し、大いなる生命力、叡智、創造と破壊などの典型的象徴だった。ここから、天使にまつわる種々のオカルト的解釈

も生まれてくる(実際、熾天使のボスとしてサタンを置く説もある)。

第二階級=ケルビム(智天使)

:ケルビムは、神の玉座(ユダヤ教の伝統ではしばしば「戦車」)の引き手として知られる。その姿は、今日の優美な

天使のイメージとはかけはなれており、セラフィーム同様、異教的な臭いを濃厚に発散する怪物である。目撃した預

言者エゼキエルは、こう述べている。

「彼らは人間のようなものであった。それぞれが4つの顔を持ち、4つの翼を持っていた。脚は真っ直ぐで、足の裏は

子牛の足の裏に似ており、磨いた青銅が輝くように光を放っていた。....その顔は人間の顔のようであり、4つとも

右に獅子の顔、左に牛の顔、そして4つとも後ろには鷲の顔を持っていた」(エゼキエル書)

 このケルビムが智天使と呼ばれるのは、彼が天界的叡智の源とされるからである。

第三階級=トロウンズ(座天使)

:トロウンズは、神の玉座そのもの、あるいは神の乗る戦車の車輪という形で表される。この天使についても、エゼキ

エルの目撃証言があり、周囲一面に目のある外枠を持つ車輪として描かれている。

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第四階級=ドミニオンズ(主天使)

:ドミニオンズは他の天使を統制したり天国の行政を司っているとされ、高級天使である智天使からの指示を受けて

活動するという。

第五階級=ヴァーチューズ(力天使)

:ヴァーチューズを「力」天使と呼ぶのは、彼らが奇跡を司り、また、善なる者や英雄に勇気を付与していると信じら

れたからである。

 復活したイエスが弟子に教えを残して昇天する際、「白い服を着た二人の人」が付き添ったと「使徒言行録」にある。

この「二人」は力天使だといわれる。

 ちなみに「白い服」は天界の住人の重要なシンボルの一つであり、「ヨハネ黙示録」では、神から永遠の命を授かる

者は、神界の戸籍に名を刻まれるなどの恩恵を受けるほか、「白い衣」を授かることができると述べている(「勝利を

得る者は白い衣を着せられる」「彼らは大きな苦難を通って来た者で、その衣を小羊の血で洗って白くしたのである」)。

第六階級=パワーズ(能天使)

:パワーズは天界への悪魔の侵入を防ぐ警備兵のような役割をしているとされ、悪魔との縁が深い。神に離反して悪

魔となった堕天使の中には、元能天使が多いとマルコム・ゴドウィンが書いている。

 彼によれば、「地獄の公爵」として85の軍団を率いているベレトは、元能天使の「強壮な君主」だったというし、戦争

の星である火星の支配者といわれる堕天使カマエルも能天使のトップであった。

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第七階級=プリンシパリティーズ(権天使)

:第七〜第九は天界の下層に当る。ただし、知名度は最も高く、この階層の天使を上位3階級の上に位置づける説

も少なくない。下層筆頭のプリンシパリティーズは、国家などの指導的立場にある人間の守護、国の興亡、信仰の

擁護などを司るとされる。

第八階級=アークエンジェル(大天使)

:アークエンジェルは全天使の中でも最も人気が高く、歴史上、最も多くのオマージュと祈りが捧げられてきた。彼ら

は天の軍勢を率いて悪魔軍と戦い、神と人間を仲介し、終末時には非キリスト者に情け容赦ない災いの数々を注ぐ。

 この階級に属する天使のうち、特に重要な天使は7人おり、「主の御前に仕えている七人の天使」(「トビト記」)と呼

ばれるが、固定したメンバーはミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエルの4大天使で、残り3天使はサリエル、ラグ

エル、ラジエル、レミエル、アナエル、メタトロンらの中から選ばれる。

ミカエル

:ミカエルは天界の守護天使の筆頭として知られ、悪魔の最も恐れる天使である。この天使の人気は群を抜いており、

その威勢と力はほとんど神に近い。旧約「ダニエル書」の中には、万能のはずのヤハウェがミカエルを頼りにしてい

る旨の記述があり、彼が天使の中でも特別な地位にあったことがうかがえる。

 キリスト教においても、ミカエルは無敵の軍神のごとく信じられ、剣を手にした姿で描かれるが、また、最後の審判

の天使として、手に秤を持った姿でもしばしば描かれる。

ガブリエル

:旧約正典にその名が登場する天使は、先のミカエルとこのガブリエルのみである。何よりマリアに受胎告知を行な

った天使としてよく知られている(「ルカ書」1章)。

 また、イスラム教では、ガブリエルを預言者ムハマンドに「コーラン」を啓示した天使として崇拝している。

 このようにガブリエルは、神のメッセージを天から地にもたらすメッセンジャーの代表と考えられたが、ほかにも「エ

デンの園の統治者」「死の天使」など、多様な顔が与えられている。

ラファエル

:ラファエルは天使の中で、「癒し」の役割を担っている。彼は自らの身分を隠して若者トビアの旅に同行し、魚の

内蔵から目薬を作る方法や、悪魔を退ける方法を教えた(「トビト記」)。また、エデンの園に生えている生命の木の

守護者であり、そこでアダムとイブとともに食事し、天使の生理を教えもした(ミルトン「失楽園」)。

ウリエル

:「神の炎」を意味するウリエルは、地獄を支配する天使として恐れられる。不義の魂はウリエルによって焼かれ、罰

せられる。天使が慈悲のみの存在でないことは、大日如来の化身に激しい憤怒の姿をとった明王があることと同一

である。

第九階級=エンジェルズ(天使)

:ここには無数の名もなき天使が属している。個々の信者の日常を見守り、善を勧め、悪を退け、災いを警告するな

ど、その活動は、いわゆる「守護霊」に近い。また、異教でいう精霊の働きも、ここに加えてよいだろう。


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