ドラゴンスレイヤー
英雄伝説3
ドラゴンスレイヤー英雄伝説1・2の続編の様に感じてしまうネーミングだが、それまでのシリーズとは全く関係ない。
「英雄伝説」のブランドイメージを利用した作品では有ったが、そんな物無くともそれなりに売れたであろう作品だ。
事実、丁寧に作り込まれたグラフィックが綺麗だし、お話も良くできてプレイヤーを飽きさせなかった。
私も、春休みだったか、冬休みだったかまるまる一週間遊んだ記憶がある。
ファルコムの地力を感じさせるゲームだった。
今ではこの英雄伝説シリーズも4作目だったか。
いまいち高めの値段設定が購入意欲を鈍らせてくれるので、遊んでいない。
このゲームには思い出を曇らせる唯一の汚点がある。
それは、ディスクの破損だ。
起動ディスクとかに必要最低限のプロテクトを掛けるなら話は分かるのだが、シナリオディスク全てにプロテクトが掛けて有ったのである。
バックアップディスクでプレイすると、当然コピーチェックに引っかかり、ゲームが停止してしまう。
仕方無いから、オリジナルで遊んでいたのだが、シナリオディスクが一部損傷してしまったのだ。
幸い、シナリオの根幹につながる重要なマップが飛んだ訳では無かったから、良かったのだが。
そのときは、何とかそこを抜けて話を進行させることに成功した。
これ以外にも、プロテクトの為に煮え湯を飲まされたことが有る。
これまた、ファルコムの製品なのだが、TAKERU版ロードモナークを買ったときのこと。
買ってから、三日でぶっ壊れた。
マップも、確か三面しか進んでいなかった。
遊んだ時間も実質5時間くらいだっただろうか?
悲しかった。
腹が立った。
少ない小遣いをやりくりしたのだ。
TAKERU版を買ったことでも判るでは無いか。(ムキー)
過ぎてしまったことだ。今更ロードモナークなぞやりたくもない。
実際余り面白く無かったし。
が、思い出すと今なお怒りがこみ上げるのだ。
気のせいかも知れないが、ぶっ壊れたディスクは過剰なコピー検査が原因の為のような気がする。
特に問題も無く動いていた筈なのに、突然同じ場所で読み込みを繰り返し、結局ディスクが破損したのだ。
いろいろなゲームをフロッピーベースで遊んだが、ディスク破損でお釈迦に成ってしまったゲームは、本当にやり込みまくった大航海時代2以外ではファルコムの製品二つだけだ。
大航海時代は半年ほど毎日の様に遊んだ後に壊れた。
アクセス回数を考えれば、自然に壊れたと考えても納得できるが・・・。
一方、破損ゲームの三例のうち、二例までが同じ会社の製品で、それも遊び初めて1週間以内の故障。
下手な勘ぐりをしてしまうのも判って頂けると思うが、どうだろう?
それとも、フロッピーとはそんなに脆く信頼性の無い媒体なのだろうか。
ちなみに、遊び終わった(新品購入の)英雄伝説3は即座に中古屋の店頭に並ぶことと成った。
壊れ掛けたゲームは早めに売ってしまうしかないではないか。本格的に壊れたら、大損だ。
皮肉な話だが、中古流通を防ぐ目的のプロテクトが売り飛ばされる原因と成った例である。
最近は、CDが媒体になってるから、ディスク破損なんて無くなったから良いけどね〜。
それでも、良く使うゲームCDには保護シートを張り付けて、破損に備える方が良いですよ。
砂混じりの埃がくっつくと結構簡単に傷付いてしまいますから。
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更新:11/25