取りあえず初物を

本日唯一の釣果です。
    26cm

天気予報を聞いていたので覚悟はしていましたが、やっぱりかなりの荒れ模様となりました。
朝方は小雨混じりでしたが、まだ風は我慢できる程度でした。
ところが昼前くらいから、凄まじい強風となり、しかも風が舞っているのでしょうか、向かい風になったり追い風になったり、右から吹いたり左から吹いたりで大変でした。

さて、初釣りでコケていますので、今日は何とか初物を!と多少気負い気味で周防大島M地磯へ出掛けました。
小雨混じりの曇天でしたので、なかなか明るくならず、さらにさざ波が多かったので、しばらく浮きが見え辛い状態が続きました。
穂先でアタリを拾っていると、小さなアタリ。アワセると何かがのっています。
軽いのでシャカシャカと巻き上げると、20cmくらいのメバル。メバルのこのサイズなら歓迎です。

この後は、アタリはたまにあるものの、草フグのアタリだけ。たまに鈎掛かりしてきます。

しばらくして、ジワっと浮きが沈みました...が、これは20cmくらいのアイナメです。

日が昇ると小アジが少し出てきたようで、仕掛けが馴染む前に浮きが斜めに入ります。

・・・・・・・・時間が刻々と過ぎていきます。
「やばい、またボウズか?」と焦ってきました。

別に年が明けたからと言ってどうしたということもないんですが、年明けに1匹釣らないとこのまま永遠にボウズになりそうな気がして、落ち着きません。

途中、アイナメを1匹追加。

釣れない...

満ちの潮止まりを過ぎて、どんどん潮が低くなっていきます。浅いM地磯ですから、どうやっても昼過ぎには納竿せざるを得ません。おまけに引きに入ると潮が殆ど動かなくなってしまいました。
ここのところ急激に冷え込んでいますから、やはりそろそろ浅場は難しいのかも知れません。
アワセの効かない小さなアタリは時々ありますが、鈎に掛かるのは相変わらずフグだけです。

「諦めてはいけない。きっと上手い人なら釣っているはずだ。」と自分に言い聞かせながら、仕掛け、撒き餌の打ち方、仕掛けの張り方、浮き下調整...と考えられる限りの手段を尽くしてみました。

浮き下を1ヒロほど余分に深くし、はわせ気味にして仕掛けを馴染ませ、撒き餌を手前に撒いて、ジワっと仕掛けを寄せ、シモリの向こう側で止める、という作戦に出た一投目。

浮きがジワっと、入ります。少し糸を張ると、もう少し浮きが入りました。間髪入れずにアワセると、チヌ独特の引きです。
が、なんとも引きが弱い...浮いてきたのは26cmのチヌでした。
型はともかく取りあえず初物です。
年明けにやっと購入した安物のデジカメでパチリと一枚。上の写真です。

この後粘りましたが、先に述べたようにひたすら風が強くなり、みぞれも降ってきました。
13時過ぎに結局納竿。

年末から新年にかけて厳しい釣果が続きます。
チヌ釣りにシーズンオフを作っていないので、のっこみまでは我慢の釣りとなりそうです。

最後にデジカメ購入記念に、M地磯を写してみました。興味のある方はここをクリックしてみて下さい。


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