ほっと...

久しぶりの”チヌ達”です。
最近一枚以上釣れなかっ
たから...
26〜37cmのチヌ7枚で
した。


久しぶり、そう年末に「団子釣り名人への道」竹下さんと3人で出掛けた時以来です。本当に久しぶりに「広島湾のチヌ釣り」高橋さんと一緒に釣りに行きました。高橋さんと一緒ですから当然団子です。

最近フカセばかりだったので、団子釣り自体も2ヶ月弱ぶりになります。

前の晩に団子の準備です。
女房に買ってきてもらっておいた糠、仕事から帰って取りに行った海砂、荒挽きと押し麦、それと冬季限定バージョンの混ぜ物ですが、今回はアミエビ1kgスライス,オキアミ生500gそれと...砂糖1kg...
洒落かマジか、自分でも本気と冗談交じりでの砂糖の混入です。

さて、当日。
冬型の気圧配置で朝から小雪が吹き付けるような天気でした。風が強いので、今日はいつもの棒浮きを使わずに、円錐浮き3Bを使用しました。
アミエビと砂糖のせいだと思うのですが、団子がなんとなく粘ついた感じがします。
朝一はバラケが想うように調整できず大変でした。
割れたり割れなかったりですが、割れなかったときはラインを張って竿のテンションで団子の中から刺し餌を引き出すことで誤魔化します。

しばらくすると、完全にシモらせた浮きがジワァ〜っと沈むようなアタリが出始めました。
アワセのタイミングが掴めず苦労しましたが、”ピシッ”っと来ましたよぉ〜。
2週間ぶりのチヌです。大きさは30cm弱というところでしょうか。

その後もアワセのタイミングで苦戦しながら、満ちの潮止まりまでコンスタントにのってきました。
結果は26〜37cmのチヌ7枚。
ただ、余り引きが強くないような気がしました。36cmと37cmが混ざったのですが、家に帰って検寸するまで35cm無いだろうと思っていました。

シモらせた浮きがジワァ〜っと入ったときに、竿先をゆっくり潮上に引き上げて誘いを入れます。すると、再度ジワァ〜っと入り、少し沈みに変化がでます。
ここでアワセを入れないと餌が囓られても針に掛かりません。
”ジワァ〜”自体が不明確なので結構アタリを拾うのには苦労しました。


それにしても、
今日は気温こそ朝8時頃で4度くらいあった(高橋さんの検温)のですが、なかなか過酷な天候でした。
雪やみぞれが真正面から吹き付けてきます。
釣りをしない人からみると、何が悲しくてこんな日に釣りなんか...と思うでしょうね。
でも私ら海と釣りと魚が大好きな人間にとっては、その自然から与えられた環境がどんなものでも構わないんですね。無限に変化する自然と対峙するからこそ釣りは楽しいし奥が深い。
雪や風ごときで腰が引けているようでは、折角奥深さを見せてくれている自然に対して申し訳ない?
でも、自然に対する畏怖を忘れてはいけません。人間ごとき自然に敵うわけはないのです。十分な備えをして臨まないといけません。フローティングベストくらいは着けておきたいですね。

海は怖く厳しくもあり、また生命を生み育む優しさもある。
厳しさと優しさ、これは正反対のようであって実は同じ表裏一体のものだと思っています。
人間だって一緒ですね。自分に対する厳しさを持っていない人の優しさは優柔不断なだけ。
自分も海のようにありたいな、などと恐れ多いことを考えて優海と名乗らせてもらっています。
が、現実は...(あ〜、恐れ多い...)


話が相当横道にそれました。

で、結局砂糖の効果があったのか?
ま、今回で団子に砂糖を混入したのは2回目ですから、まだまだ結論を出すのは早いですね。
ただ、ボラが3匹も掛かりました。棚はほぼ底をキープしていました。
高橋さんにはボラが来ませんでしたから、案外ボラを寄せたのは砂糖だったかも知れません。
ボラが寄るということはチヌも寄る、と考えてもいいような気がしますので、次からフカセの時も砂糖を試して見ようかな。

あと鈎ですが、今回はチヌ0.5号を使ってみました。完全に浮きの浮力を殺した喰い込み重視の仕掛けでしたから、結構バランスの点で良かったと思います。
棚の関係もありますが、殆どがチヌの口のカンヌキにビシッと掛かっていました。


何にしても、釣れて.....ほっとしました。最近厳しかったから...
....でも欲を言うとこの時期もっと型が欲しいなぁ...ま、いいか...それはまた今度ということで...


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