新しい釣友

28cm〜42cmの
チヌ5枚です。
42cmはいい引き
をしました。

私のホームページ「いつも海を見ていた」を見て下さったことをきっかけにメール友達となっていた大島在住のTさんとフカセに同行することになりました。
本当ならもう少し前にご一緒させて戴く予定だったのですが、悪天候に祟られこの時は叶いませんでした。
今日も天気が少し心配でしたが、新しい釣友との出逢いを天気も祝してくれたようで、昼頃から波風が強まったものの午前中は穏やかな釣り日和となりました。

Tさんは気さくな方で、私の釣友としては珍しく同年代でもあり、一日楽しい釣りができました。釣技も非常にしっかりしておられ、さすが地元大島で日々鍛えられているだけのことはあります。

釣具屋で待ち合わせして挨拶もそこそこ、TさんのポイントであるK地磯に案内して戴きました。
干潮時のポイントであるため、早朝1〜2時間くらいしかベストな釣り座が確保できないとのことで、夕刻の釣りを勧められたのですが、大島までの道中の渋滞が気になったため(GW中ですからね)、朝の釣りとさせて戴きました。
ところが、思ったより満ち上がりが早く1時間ほどしかその釣り座で竿が出せませんでした。

ここではTさんが急流に仕掛けを上手く流して1枚を取り込まれたのみでした。

引き続きその周辺で竿を出そうかとも思ったのですが、折角なのでここのところ好調なA地磯にポイント換えすることにしました。

A地磯へいつものようにえっちらおっちら磯伝いに歩きます。

釣り再開。

しばらく磯ベラ,草フグ,カサゴ等に弄ばれながら静かな時が過ぎます。相変わらず餌取りが多い。

口火を切ったのはTさん。良型のチヌを取り込まれます。
正直なところ少し焦ってきましたが、最近の実績があったので気を落ち着けて釣りを続けます。

少しして私にもTさんとほぼ同寸のチヌがヒットしました。無事取り込み。

続いてTさん。追って私にも2枚目。

今日はバタバタっと釣れることはありませんでしたが、その後間を置きながらぽつぽつ追加できました。

本日最大寸はいい引きをしました。偶然いつも使っている1.2号のハリスの残りが少なくなったので、ハリスを1.5号に変えていたのですが、この最大寸がヒットする前に取り込んだ28cmを引き抜いた時に、岩に当ててハリスに傷をつけてしまっていたのです。ハリスを交換しようかとも思ったのですが、まぁたちまち切れそうにも無かったので、ついついそのまま続けていました。

そんな中での結構派手な引きです。左右の沈み岩や干出し岩の浦へ向かって走りまくります。私はハリスの傷が気になっているので余り強引に走りを止めれません。少しラインを出しながら浮かせようとしたのですが、ラインを出すと岩の裏へ入るので取り込みに一苦労しました。
やっぱり仕掛けの不具合は早期治療が大切ですね。

納竿近くなったころ、突然白波が立ち始め、足下には瀬戸内海では滅多に見れないようなサラシが出来始めます。
波で刺し餌が不自然に踊らないように、ガン玉を打ち直して浮きの残留浮力を更に殺します。波を被ると完全に水没して、そのまま海面下にとどまるくらいの浮力設定です。更に3段に打ち分けていたうちの最下段のガン玉を針から50cm上くらいまで下げます(それまでは流れが緩かったので、針から一ヒロくらいはフリーにしていました)。浮き下は若干深めに設定します。底近くで刺し餌を安定させるためです。

ヒット! 色々考えた末のことだから気持ちいいですね。取り込み時に藻に潜られて苦労しましたが無事取り込みました。

これで5枚となりました。キープ上限枚数になったのと、私もTさんも撒き餌が無くなったので納竿とします。

今日は釣果より、始めてお会いした新しい釣友 T口さんと楽しく過ごせたことが最大の成果でしょう。

こんなことも含めて、やっぱり釣りは楽し! ですね。

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