新しいフカセ仲間誕生!?

本日の釣果
←33cm〜36cm3枚+小ベタ1枚(リリース済み)

あと、35cmクラスのバリ(アイゴ)
...目に掛かってましたけど...

先週降り続いた雨のせいか、餌取り含め活性低めでした。

あの、団子釣りで有名?な「広島湾のチヌ釣り」高橋さんがフカセに興味を出し始めています。
今日の釣りは前日昼過ぎまで予定していなかったものだったのですが、高橋さんから「解らないけど、もし行くようなら一応連絡してくれませんか。」という話を聞いていたので、連絡してみました。
すると「オキアミは3kgでいいのかな。」だそうで...
すっかりフカセをやる気になっておられるようで。

一路大島へ。

昼過ぎ満潮の潮です。帰りに磯際が水没する場所には行けません。という訳で、潮が高い時間でも行き来できるM地磯へ入ります。

当然、竿出しは引きの潮止まり前。潮は非常にゆっくりと右へ流れています。浅いM地磯ですから、すぐに釣れそうな感じではありません。

ところが、開始早々アタリが出ます。

アワセると、グン!で、ガンガン!で、右へ左へギュ〜ッ!っという感じです。「なんだ?チヌじゃないぞ。」
そう言いつつやり取りすると、金属的な光が水中で反転します。35cmクラスのバリ(アイゴ)です。
内海だとそんなに数は多くないですが、時々チヌ狙いで掛かることがあります。
たまにしか掛からないので、たまに掛かるとその引きの強さに驚きますね。
上げてみると...スレ。目に掛かってます。
ハラワタを傷つけると臭くて大変な魚だし、何より背鰭、腹鰭等に毒腺がある困った奴です。でもちゃんと料理すれば非常に美味しい魚でもあります。
これは高橋さんに差し上げることにしました。きっと高橋家の奥さまなら美味しく料理されることでしょう。

干の潮止まりから緩やかに満ち潮が左に流れ始めます。
この時合いにアタリ。先ほどのバリに比べるとちょっと引きが弱いですが、これこそチヌの引きです。
浮かせると35cmクラスのチヌ。ボウズ回避です。

この頃から日が高くなってきたこともあり、やっと餌取りの活性が少し上がってきました。水面下にコッパグレやタナゴが乱舞しています。が、やはり少し活性が低く、しばらくすると姿を消しました。
後は草フグ,小ベラを中心とした餌取りが刺し餌をつつきます。

その後、左へ流れる潮が緩くなったり速くなったりといういつものパターンになってきました。
潮が速くなると時折コッパグレが姿を見せます。

潮の変化を捉えて、浮きを含めて仕掛けを細かに変更していきます。
潮の緩みを感じて、浮きを0号に変更。更にジンタン5号をハリス上段に打って、沈み加減に浮力を調整。
その一投目。アタリ。アワセると手応えはさっきのチヌよりいい感じです。グ〜ンと竿先を引き込みます。
しかし浮かせてみると期待に反してさっきのチヌより一回り小さい30cm強のチヌでした。

更に何度かの仕掛けの変更の後、浮きを超小粒のB負荷(釣研スーパーセレクトSS)、ジンタン5号と3号の段打ちに変更した何投目かのこと。
その頃、アワセても鈎に乗らないような餌取りのアタリが続いていました。
足場の岩の端に直立した姿勢で何の気無しにアワセを入れると、竿がグ〜ンっとしなり、全く身構えていなかった私は竿の弾力で海に落ちそうになりました。
今日最後のチヌは潮下20mほどのところで、サイズ以上の引きを楽しませてくれました。35cm弱のチヌです。

途中で上げた小ベタを除くと、夏を迎えようとするこの時期にしては、30cm超えで型が揃い、引きも少し強く感じました。この時期のフカセにしては楽しめたな、という感じです。
バリの引きは面白かったです。


帰りの車中。高橋さんとフカセ論に花が咲きます。これは本格的にはまってきたかな。


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