久しぶりにキス釣りなんぞ...

大向海岸より鍋島を臨む。
倉橋島では有名なキス釣り場ですが、この日は完全に不発でした。

会社の有志で年に2回釣り大会を開催しています。夏はキス釣り、冬はカレイ釣り大会です。
今回は当然 キス!
夏の魚の代名詞ですね。

今回は倉橋,能美島方面で開催することになりました。参加人数19人。
午後1時の音戸大橋パーキングでの検寸に向けて広島市内の会社近くに午前3時半に仲間2人と待ち合わせて一路倉橋を目指します。
事前に検討を重ねて決定したポイント、大向海岸を目指します。が、ポイントまでもうすぐというときに、先にポイントへ行っていたもう一人の仲間から携帯に電話が入ります。「道路が落石で封鎖されてますよ。」ですって。仲間は柵を除けてもらい通してもらったとのこと。
「今更言われてもねぇ...」
それより前に電話は何度も掛かってきたのですが、すぐに切れてしまい会話にならない。
倉橋はどうも電波が弱いようで、どうも携帯が役に立たないことが多いのです。これを聞いて心当たりのある私の釣り仲間の方、改善、宜しくお願いします。
仕方ないので、なんとか私たちも通してもらえることを祈ってそのまま進みます。

ポイントの目の前まで来たとき、やっっぱり落石で道路が封鎖されています。「げぇ...」。
が、そこを歩いていたおじさんが、「怪我してもいいなら通りんさい。」と、柵を動かしてくれました。
直径50〜60cmの大石が道路の真ん中に落ちていますが、車は通りそうです。
怪我はしたくないですが、目の前まで来て引き返す気にもなれず、通してもらうことにしました。

そんなこんなで到着した大向海岸。
久しぶりの投げ釣りです。チヌをやるときには、いつも左手で磯竿を握ると同時に左手の人差し指で道糸を押さえて仕掛けを投入しています。
投げ竿を握って投げようとしたとき何の気無しに磯竿と同じように構えてしまい、一瞬どうやって投げるのか解らなくなって...思わず苦笑い。すぐにカンを取り戻します。
サーフからの投げ釣りは気持ちいいですね。フルスイングして引き釣りを始めます。
が、やれどやれど、キスのコンッ!と竿先を持ち込むようなアタリがでません。ベラと子ダイばかり。
やっと釣れたキスは10cm程度のピンギス。釣ってはリリースの繰り返しです。
仲間みんなも苦戦しています。

そんなとき別の仲間から電話が入りました。なんでも爆釣とのこと。能美島へ行っているようです。
大向に見切りをつけて能美へ向かうことにしました。

ダメですねぇ。このパターンは。釣れなくて場所変わりするような日はいいことがありません。
案の定、どこに行ってもキスのアタリ無く、釣れるのはベラばかり。

おまけに途中で様子見に寄ったポイントへ餌を忘れて移動してしまい、完全に諦めてしまいました。

検寸。
15cm以上、5匹長寸で競った今回の大会。

優勝は5匹で98cm、僅差で4人が入賞。
他魚長寸の特別賞にはなんと53cmもの大きなマゴチ。
マゴチを一度も自分で釣ったことのない私としては、キス釣り大会で入賞を逃したことより、このマゴチの方が羨ましい限り...

釣りはこの意外性が魅力の一つですね。

翌日の日曜にチヌをやりにいこう!と心に決めて帰途につきます。が、雨。検寸までなんとかもっていた天気が一気に下り坂です。
降水確率も高かった。幾らなんでもこんな本降りだと辛いなぁ。諦めざるを得ないようです。

キスが釣れなかったことと、明日のチヌ釣りを断念したことで、ちょっと気分がスッキリしません。
「よし!高橋さんに年期が入りすぎているとイジメられたフィッシングキャップを買い換えよう!」と決心。

間の悪い日は間の悪いことが続くものです。大手釣具屋を渋滞にも負けずハシゴしたのに欲しい帽子が見つかりません。半分ヤケになって向かった3件目。やっと発見。がまかつ(単なるミーハー心)のゴアテックス仕様の帽子です。
新しいトレードマーク。
大島でこんな帽子を見かけたら、是非声を掛けて下さい。

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