こんな日もあるさ...フゥ

お見せするお魚がいないので道中撮影した朝日でもどうぞ...

本日の釣果
チヌ20cm級4枚(リリース済み)
グレ15〜23cm15枚くらいかな?
あとはベラ、メバル、アジ、カタクチイワシ等々
イワシにこんなにまで邪魔されたのは初めてでした。

今日は家族で海水浴にでも...と思っていたのですが、何だか知らないけどふられまして結局一人で大島へ釣りに行きました。

久しぶりにT地磯1番へ向かうことにしました。
いつものように車を置いて磯際をエッチラオッチラ歩いていくと、何故だか体調不良で気分が悪くなってきました。
そうは言いつつも時間が勿体ないので準備して釣り開始。当然フカセです。
海をよく見ると、左手の磯際から10mくらいのところに発砲スチロールが浮かんでいます。右手を見るとやはり発泡スチロール...「こりゃ網か...いやいや蛸壺かもしれない...いやいや...」と悩み続けました。でもとにかく気分が悪かったので更に移動する気になれず、取りあえず蛸壺ということにしておいて釣りを始めます。
網だとすると私の釣り座の前はず〜っと網が入っていることになります。

喰わない...鈎に掛かるのはタナゴとコッパグレ。そのうちカタクチイワシの大群が押し寄せてきて、こともあろうかちゃんと鈎掛かりする始末。浮きが沈まないのに上げてみるとカタクチイワシが鈎掛かりしているのです。サビキでも持っていればお土産になったんですが、フカセでは食べるほどまとまった数釣るのは無理があります。

「どう考えてもおかしい。やはりあれは網か。だとすると俺が撒いた撒き餌に寄ってきたチヌが全部網に掛かっているんじゃないだろうか?」そんなことがあるのかどうかは知りませんが、疑心暗鬼状態が強くなってきました。左手を見るとT地磯2番が見えます。「あそこは見かけ倒しだしなぁ...」以前2番で釣ったときの苦い思い出が蘇ります。
そんなときです。仕掛けの錘調整をするためガン玉ケースをベストのポケットから取り出し、ちょっと岩の上に置いていたら、ちょっと手が当たって”おむすびころりんすってんてん”状態で海中へドボン。
潮が下がれば取れそうですが、当分の間、私に与えられた錘は仕掛けに付いていたジンタン2号と7号それぞれ一個ずつ、それと別に持っていたガン玉Bのみとなったのです。

体調が徐々に回復してきたとき、「よし、網に全部チヌを捕られてなるものか。2番に賭けよう!」
ということで、2番へ移動しました。

2番。相変わらず見かけほど潮が流れない。ここではコッパグレと草フグが遊んでくれます。
そんな中、待望のチヌ!が、20cmくらい。リリースします。
こんな状態の繰り返しで小ベタが3枚。

後ろが騒がしい...振り返ると4人の男の方が私の背後まで歩いてきました。見るとシュノーケルと水中眼鏡。それにモリ。素潜りで何か捕るつもりのようです。一応遠慮されたようで、流石に私の釣り座の方には入らず、左手側へ3人が泳ぎだしました。残る一人は右手側。つまり私の釣り座は正面だけに限定されてしまったのです。

潮が下がってくると、やはり1番の方がよさそうな気がしてきました。というのは、どうも網にしては発泡スチロールの位置が不自然に感じられたからです。2番は素潜りの方のお陰でポイント取りが不自由です。1番へ帰ることにしました。

取りあえずガン玉ケースを無事回収。
1番で釣り再開。またもやカタクチイワシ。時折グレ。時折ベラ。う〜ん。
おまけに釣り座の左手側に地元のお婆さんとおばさん。お婆さんはのべ竿で探り釣りをしだしました。おばさんは投げ釣りをしだしました。するとすると今度は右手側にアベック。サビキをやりだしました。

結局小ベタ1枚は釣れたものの、すっかり磯釣りの雰囲気が壊されてしまい、正午納竿としました。

不幸が重なったとはいえ、所詮私の実力はこんなものかな。

ま、こんな時もあるということで...次はいいことあるかな???


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