「間隙をつきますね...」。高橋さん(広島湾のチヌ釣り)のコメント。
土曜、出勤。
日曜、午前10時から用事。
まぁ、近場ならともかく、早朝でも車で1時間かかる周防大島へ、普通なら釣りにはいかないところでしょう。
先々週、ハマチにチャレンジしてコケています。その後も、ハマチ爆釣の噂だけ聞こえてきています。
釣りの魅力としては、チヌの方が上なのですが、女房からは「ハマチが食べたい」とのリクエストが続いています。
・・・・・・ヨシ!ハマチならどうせ早朝が勝負だ!でも折角大島まで行くのにそれだけやって帰るのも勿体ない...大島なら今年は遅れ気味で調子の出ない太刀魚も釣れるはず!よしよし、3時出発で4時釣り開始、日が昇ってからハマチを2時間ちょっとくらいやればいい...10時には帰れるハズ。
まさに間隙をつく釣行計画です。
ハマチにはタイミング良く釣友Tさんにご一緒戴けることになりました。
太刀魚釣り。
餌は取りあえず冷凍キビナゴ。どこも不安定な太刀魚の釣果ですが、ここO港は比較的安定しているとの情報を戴いています。
・・・・ところが、流せど、流せど、全く餌はつつかれません。
ラチが開かないので、活き餌を調達することにしました。空が徐々に明るくなってきたころ、やっと小アジが釣れました。早速これを餌にします。
・・・・ところが、ところが、全く餌はつつかれません。いつまで経っても背掛けされた小アジは元気なままです。
Tさん到着。
太刀魚は諦めて、ハマチにシフトします。
先々週に続いて、Tさんのご好意でジグ用のタックルを借り受けます。
と同時に磯竿4号で小アジを背掛けにしてブッコミ釣りをします。
巻けども巻けども...アタリない...ゴン!アタリ?エソですよ。
先々週と同じパターン。
Tさんからポイント移動のお誘い。時間は残り少ないですが、最善の策を尽くすことにします。
今日はTさんには無理なお願いを聞いてもらっています。「ハマチでもヤズでもいいから、釣れたら一本下さいね」.....(自分が釣る自信ないから...女房はこれで一安心)
そのせいもあってか、Tさんは責任感に燃えています。
K港近くの護岸。
時間の限りキャスティングを繰り返します。が、釣れるのはエソばかり。タイムアップ間近。私の唯一のジグを根掛かりで失ったところで私は納竿としました。
Tさん、「田中さん、あと15分くらい時間貰えますか?」。なんといい人でしょう。責任感に燃えてもう一つポイントを攻めて下さるとのこと。
が、時間は無情に過ぎていきます。まもなく9時。帰り時間を考えると限界です。
Tさんにお礼を言って帰路につきました。
どうもハマチには嫌われているのか、私が行ったときに限って活性ガタ落ち。
チヌに専念しろ!ということでしょうか。
何はともあれ、Tさん。今日はどうも有り難うございました。また?宜しくお願いします???
ゆっくりチヌもやりたいですね。