家族サービス...に、なってない...

本日の釣果(1999.11.14)

チヌ25〜28cm6枚
 +20〜24cm5枚
写真の他1枚岩場の上から
跳ねて海へ。
実質2時間の釣果でした。

女房、娘、義父は投げ釣り。
メゴチとベラが数匹。かなり
草フグに悩まされた模様。


やはり潮風は体にいい。その証拠に私は家族の中で一番風邪をひかない。
やはり娘にももっと丈夫になってもらいたい。やっぱり海へ行くしかない!!

そもそも我が家はみんな海が好きです。にも係わらず毎週のように釣りに行っているのは私だけ。
たまには家族サービスを...という気もあって、私は2日連チャンですが、釣りに行くことになりました。義父を誘います。え?違いますって...そんな訳無いじゃないですか。
義父に娘を見てもらっておいて、自分だけ自分の釣りをしようなんて...そんな...

と、いいつつ、車の中にはちゃっかりフカセ道具一式搭載完了。

8時半。大島へ向けて出発します。出るのが遅くなったので、ちょっと贅沢?に行きから山陽自動車道を使います。大野から玖珂ICまで。普通に走って20〜30分ほど。1150円を高いと見るかどうか。
更に玖珂ICから大島大橋までやはり20〜30分ほど。

風が強い!

おまけに出るのが遅すぎるほど遅いので、ポイントなんて空いていません。
北東風が強いので、西向きのポイントを...と考えたのですが、やはり空いていそうにありません。
やむを得ずT地磯の付け根の砂浜へ。なんとか背後の山が風を遮ってくれています。

女房と娘の仕掛けを準備して、そそくさと撒き餌を作り、「じゃっ!」と竿と玉網と撒き餌入りバッカンとストリンガーを抱えて岩場の方へ。私に与えられた時間は2時間。
撒き餌もオキアミ2kgとアミエビ2kgにチヌパワーV9で少な目?に作ります。増量タイプの集魚剤は入れていません。

あまり遠くまで歩くわけにもいかず、砂浜から3分ほど歩いたところの大岩の上に釣り座を構えます。
浅い...
取りあえず釣り開始。撒き餌をケチったのがちょっと裏目。いつもV9にはバラケのよいオカラダンゴ等の集魚剤を配合しているのに、今日はアミエビまで入れてしまっており、粘りが非常に強くなっています。いつもの調子で撒き餌を打つと、いくらバラケ打ちをしようと思ってもバラケてくれません。

なんとか誤魔化しながら釣りを続けます。釣り座の30m沖には小舟に釣り人が2人。タダでさえ浅いのに、チヌの警戒心を考えるとこれもマイナス要因でしょう。

とにかく時間がありません。手返しを続けます。
小潮で潮が小さいのに、割と潮は速く流れています。当初0号だった浮きをB負荷に換え、ガン玉7号をハリスに2段打ち。道糸に2号を打って浮力を調整します。

なかなかアタリが出ません。草フグが時折掛かり、また鈎を奪っていきます。

逆光気味の見えにくい水面から浮きが滲んで消えます。アワセ!
速い流れに助力されて、小気味よく竿を曲げたのは25cmのチヌ。

義父の家と我が家で5人。なんとか一人1枚くらいは釣って帰りたいところ。この際大きさはヨシとして、25cm以上はキープに入ります。

連続してバタバタっという雰囲気ではないものの、小チヌ達が鈎に掛かり始めました。
が、やはり目の前の小舟に警戒しているのかどうか解りませんが、良型は出ません。

9枚ほど釣ったところで、右から左へ流れていた潮が緩み、徐々に左から右へ動き始めます。
どうやらこちら方面への潮が本命か!?

アタリが出ます。サイズは28cm。

しかし、時間は無情にも流れていきます。2時間が経過しました。

往生際悪くもう一投。23cmくらいの小チヌが掛かります。リリースして納竿。

結局20〜28cmで11枚でした。2時間の釣果だから数はまあいいとして、やはり型が小さい。
どうにも良型は私の鈎はよけて通っているみたいです。

砂浜へ戻ると、もう餌が無くなっていたようで、みなさんお待ちかねです。草フグが多くすぐに餌を取られて大変だったとのことです。(あああ、俺が車の鍵を持ってたんだった。みんなどこへも行けなかったのね。)気まずい雰囲気を紛らわすかのように荷物を片付けます。


・・・・・結局、私は最初に仕掛けを準備しただけ。なんか....非道いなぁ、我ながら。娘なんて「パパがいないから釣れなかった」と可愛いことを言ってくれています。
いけませんね。家族サービスならちゃんと割り切って家族サービスに徹しないと。
チヌのことを考え始めるとぜ〜んぶ忘れちゃいますから。いけません。反省反省。

また今度ね。今度はちゃんと女房子供に尽くそうと決意を新たにする私でした...
・・・・・・無理かな??


戻る     (「釣果報告チヌ」へお戻りの方はここをクリック)