今度からスカリにしよ...

本日の釣果(1999.11.27)

チヌ25cm〜29cm5枚
 + 目寸35cm1枚。

ストリンガーが外れて最大寸
海の中へ...

この他25cm以下10枚くらい。

水温はまだ高いものの、チヌの
アタリ、食い込みはかなり渋く
なってきました。


「さて、魚をシメようか。」
「ん〜、今日も小物釣りになっちゃったなぁ〜。」
(ストリンガーの付いたロープを引き上げて岩の上に。)
「よしシメよう。」

「ん?あれ?俺今日一度玉網使ったよなぁ。物忘れ多いから...」
「高橋さ〜ん、僕今日玉網使いましたよねぇ。」
  (注:この時期は35cmくらいを目途に玉網を使うか、引き抜くかが分かれる。)

「やっぱり使った。釣ったよね。どう見ても35cmクラスだったよね。なんで居ないの???」(注:なお、このチヌが35cmクラスだったことは「広島湾のチヌ釣り」で高橋さんが証明して下さっています。)
「ストリンガーのフック。1.2.3.・・・・・7.8。一個無いよ。」(9個付けていた)

ああああああ!またやってしまった。これで2度目です。
私の注意不足でしょうが...口にフックの掛かったままのチヌは今頃どうしていること
でしょう。餌を食べるのに不自由しているんじゃないでしょうか。

ストリンガーの信頼性。
スカリの魚へのダメージ。

これを両天秤に掛けて、結果ストリンガーを使っていましたが、こんなことが2度も起こると流石に考え直さざるを得ません。
どのみち、リリースサイズはその場でリリースしているんだから、スカリでも良かったのかも。

取りあえず次はスカリを持っていこうと、心に決めた私でした。


さて、
2週連続で「広島湾のチヌ釣り」高橋さんとの釣行です。これは珍しいことです。
日頃からメール等で情報交換等頻繁にやってますが、釣行はなかなかスケジュールが合わず、なかなかご一緒できないのですが、先週に続き上手く都合が噛み合いました。

早朝ど干潮。正午頃満潮。
地磯でのフカセは非常にポイント選びに困る潮です。
下手なところへ入ると、潮が満ちて路が無くなり、夕方近くまで帰れなくなります。

今日は結局M地磯へ入ることにしました。ここなら何とかなりそうです。

ゆっくりと釣りの準備。
釣り座となる大岩の上でローテーションしながら竿を出すことにしました。

竿出しからしばらくは沈黙。

遅い夜明けから徐々に陽の明かりが勢力を増し、海面を明るく照らし出していきます。
朱色の円錐浮きのトップが段々見えやすくなってきます。
流れは右から左へ。
心配していた北風もさほど吹いていません。お陰で予想していたよりかなり暖かい。
上下防寒着+フローティングベストの装備だと、全く寒いという感覚はありません。

アタリ。アワセると乗ってきたのは20cmくらいの小チヌ。リリースします。
次。同サイズ。
次。同サイズ。
そして、次は少しだけ重量感。25cmクラスのチヌです。キープします。

やはり水温が未だ高いので、小チヌの勢力は衰えていないようです。
餌取りは相変わらず草フグと小ベラ。しかし一時程の勢いはありません。

日が高くなって、アタリは頻繁に出てきています。
ところがこれとは反対に、徐々に食い込みが悪くなってきました。

綺麗な引き込みを待ってアワセると素バリを引いてしまいます。

ここでメールフレンドの「こだわりのチヌ釣り2」のいぐちさんから戴いた「落とし込み用ストロングミニ」(カイツチ)を試しに使ってみることにしました。
当然落とし込みでの話ですが、この針はかなり掛かりがいいとのこと。
フカセでの使用は当然未知数ですし、恐らく”落とし込み用”と書かれた針をフカセで使わせてみようと考えるのは いぐちさんくらいのものでしょうし、フカセで使ってみようと思うのも私くらいのものかも...

途端、グ〜ンっと竿を締め込む引きに出逢いました。思わず腰を落として竿を矯めます。
元気一杯、そして綺麗な魚体のチヌが浮いてきます。微妙なサイズです。玉網を使おうか、どうしようか悩むのはいつもこのサイズ。で、結局玉網を使うと、決まって35cmなのです。
これが冒頭の事件の犠牲チヌとなったチヌです。

次の1投でも25〜7cmくらいのチヌが掛かります。これは使えそうです。いぐちさん有り難うございます。

針を元のチヌ0.8号に戻します。
やはり素直には掛かりません。ポツリポツリとリリースサイズから29cmまでのチヌを追加します。

次はヘラスレをハリスに結びます。

アタリ、アワセ!乗った!と、思ったらスルッっと針先が口の中を滑るような感じで針外れしてしまいました。スレ針は立ちがイイと思ってたのですが、やはり掛かりどころが悪いと同じことのようです。

0.8号に戻します。

アタリ自体が若干少なくなってきました。

そんな中、浮きが勢い良く水中へ。アワセると先の35cmと同じくらいの引きと重量感です。
気持ちよく浮かせようとしたその瞬間。あまりにもあっけなくハリス切れです。
切れ端近くを見ると、フグの噛み後が2つほど。まったく....

その後だったでしょうか。
アタリ!アワセ!・・・・・・・無情に舞う道糸。流れていく浮き。
またやられました。なんでそんな美味しくもない道糸を囓るの??

先週に続いてプロ山元浮きを流失.....この金欠時に...次から安い浮きにしよっと...


そんなこんなで納竿。で、冒頭の事件に移ります。

やれやれ、毎週毎週こんなドジばかりよくもまぁ繰り返すものです。これも精神の甘さか。
根本から鍛え直さないといけないなぁ〜と思いつつ....はぁ。

浮きですが、帰りの釣具屋で新発売のシマノのコアフロート(0号-G5)が800円と安かったので購入してみました。次回テストしてみます。良かったらここで報告いたします。


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