甘くはなかった...

本日の釣果(2000.1.23)

チヌ 43cm 1枚だけ。
ウマヅラ1枚キープ。
先々週とうって変わって
厳しい状態。
餌取りは主に磯ベラと草フグ。
草フグは先々週のように
沢山は居なかった。


ちょっと仕事が忙しく、珍しく家に帰ってまで引きずった状態が続いています。
お陰で慢性寝不足状態。加えて「降水確率70%」。夜のうちから雨。

普通なら釣りに行こうと思....うのは思うでしょうけど、ぐっと堪えて休息と仕事で費やすべき日曜日だったんですが...

なにせ先週釣行していない。おまけに来週も釣行はかなり難しい状態。
幸い南よりの風だから雨もそんなに冷たくないはず。気象衛星ひまわりの画像をインターネットで見ても、そんなにゴツイ雲はいない。

行くしかない!今日行かないとストレスできっと倒れてしまう!行ってしまえ〜・・・・・

遅めに出掛けたので、駐車スペースに着いた頃には明るくなってきていました。7時頃です。
雨は降り続いています。
ゴアテックスの防寒着にフローティングベスト。その上にカッパの上だけ羽織って着膨れ状態で磯へ降ります。歩くこと25分。先々週と同じポイント、n地磯です。

今日は潮が大きいので楽しめるかなぁ〜などと安易に考えていたんですが、
潮が動かない!!何故??先々週は潮がいい動きをして潮目がハッキリと出ていたんですが、今日は潮目が出たり消えたり、潮は時々速くなるけれど殆どが止まっている。沖へ出る流れが殆ど掴めない状態です。
先々週あれだけ居た草フグも浮いておらず、鈎を取られる頻度もとても少ない。
餌取りのアタリが少ない。
磯ベラと草フグが時折竿を軽く曲げるだけです。

色々試しながら手返し。
浮きが入ります。アワセ!よく引くけど重量感がない。ウマヅラです。
この時期のハゲ類は肝も大きくて美味しいです。これはラッキーとばかりにキープします。

二つの潮目が合わさっている部分発見!
ここを攻めることにします。複雑に流れる潮に乗せて潮目へ仕掛けを流します。

スゥ〜っと浮きが滲み、更に沈み始めます。アワセ!
ゴンっという感触と共に結構強い締め込みを見せます。チヌです。
右へ左へ、なかなか浮きません。内心45cmはあるな!等と思いながらやり取りします。
浮いてきたチヌは思ったより小さい。でも40cmは越えていそうです。
帰宅後検寸すると43cmで身の厚いチヌでした。

今日はこれっきり。
とにかく潮が動かない。動いても変な動きをして思うように仕掛けが流せない。
雨が降って撒き餌が調整し辛く、飛距離とコントロールが苦しい。外ガイド竿の宿命で道糸が竿に張り付いて仕掛けの飛距離が伸びない。更に風...

先々週の活性の高さが嘘のような状態でした。
そこそこ釣れるだろうと思っていたのですが甘かった。やはり自然相手ですからね。思うようにはいきません。腕の問題も大きいですけど。
環境が悪いと腕ですね。誤魔化しが効かなくなります。今年ももっともっと精進しろということですね。


話は変わりますが、雨の中の釣り。
釣りに出掛けるまでは結構行こうか行くまいか悩みますが、行ってしまうと雨ってそんなに気になりませんよね。道糸の竿への張り付きなんかはあるんですが、集中していると雨が気にならなくなってきて、ふと「ああまだ雨降ってたんだ...」なんて思うことがあります。
集中するというのは凄いことですね。まぁ好きなことなればこそですけど。

このn地磯。解らないポイントです。
前回の結果と今回の状況はあまりに違いすぎる。もう少し探ってみて傾向を掴まないといけないようです。
今回の唯一の釣果ですが、卵がかなり大きくなってきていました。
この分だと比較的水温の高いポイントでは、もう2〜3週間もすればノッコミ状態になる可能性があります。
どんどん季節感が薄れてきます。昔ほど秋冬春の境界線がハッキリしていないような気がするのです。ここ数年の話ですが。なんだか寂しい気がしますね。時期時期にそれぞれ楽しみがありますからね。

そんなわけで、パッとしなかったものの、ボウズにならなくてよかった。です。


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