大雨

本日の釣果(2000.3.31)

チヌ28cm,26cmの2枚

子メバル多し、ボラも多し。
平日釣行をいいことに、
メジャーポイントを2ヶ所も
攻めたのに、この貧果。

この時期このサイズが釣れる
のも珍しい。


水曜の天気予報では、好天な予報だったのですが、木曜になって昼頃雨マークが出ている。

まぁ大したことはないだろう...と、タカをくくって平日釣行してきました。

「チヌに憧れて」の友波さんが好結果を出しているS地磯周りも気になりますが、やはり私としてはのっこみのH地磯!というのが頭にあり、H地磯を攻めてみることにしました。
昔はそんなにメジャーポイントということはなかったのですが、ここ数年、かなりメジャー化しており、のっこみシーズンには多くの人がやってきているようです。
お陰で磯はかなり汚れています。

さて、H地磯。空は曇天です。雨の予報は当たりそう

期待しての第1投。昨年ののっこみ期には1投目や2投目で食ってくることが割とあったので、期待しての第1投です。

アタリ!子メバルです。次も、その次も.....

段々不安になってきます。撒き餌の投入量を増やして、寄せることに専念します。

すると、やってきました。ボラです。1匹2匹...あれよという間にかなりの数になってきました。

チヌもこの下に寄っているはず...と期待して手返しを続けます。

が、竿を曲げるのは子メバル、小ベラだけ。左へ行ったり、右へ行ったり落ち着かなかった潮が右方向へいい感じに流れ始めました。

そんな時、浮きが見えづらいのでラインの動きと竿先でアタリを拾っていたら、クッっという手応えが!
アワセるとチヌの引きです。が、大きさは期待できそうにありません。浮いてきたのは30cmにも満たないようなチヌでした。
ここぞとばかりに手返しを早めます。が、アタリはそれっきり。

その後ボラを掛けた以降はまた子メバル等しか鈎掛かりしなくなりました。


H地磯は浅いところなので、潮が引くと密集したガラ藻が頭を出してくるため釣りにくくなります。

折角の平日だし、どうせどこに行っても磯は空いているだろうから...と思い、S地磯へ移動することにしました。
友波さんが好成績を出している岩場は潮が低いと釣りづらいので、隣の岩場から竿を出します。

干潮潮止まりです。潮は殆ど動いていません。

ここから苦痛の時が始まります。

最初に子メバルが釣れて以降、なんにも当たらなくなりました。刺し餌も触られた気配すらない。
撒き餌を打つに従ってボラは出てくるものの、刺し餌にチヌの気配はでません。

そのうち満ち潮が速いスピードで流れ出しました。私の感覚ではこの速さはのっこみ向きではない...という感じです。
引かれ潮に刺し餌と撒き餌を入れて流しますが、あっという間に沖合に流れていきます。相変わらず餌はなくなりません。

そうこうしていると、ポツリ...「ん...」。遠くが何となく白っぽくなってきました。雨です。西の方から雨がやってきている。
降り出しこそ大したことはなかったのですが、段々雨粒も大きくなってきます。降ったり止んだり。段々止んでいる時間が短くなってきます。

かなり辛い状況になってきました。

なんとか1枚。そう思って、足下右側の藻の切れ目に、2Bの浮き、錘を針上矢引の位置にジンタン5号、更に一ヒロ上に5号、道糸に2号、浮き下をハワセ気味に設定して、藻際に仕掛けを止めます。藻の中に撒き餌を打ち込んで魚信を待つと、浮きが入る!アワセるとチヌの引き。が、さっきのH地磯のチヌより更に手応えがない。
浮いたのは26cmのチヌでした。

何故こんな時期にこんな小型が釣れるのか?そんな思いに駆られながら、2匹目のドジョウを狙いますが、それっきり。

そろそろ撒き餌も無くなりかけてきたなぁ、と思っていたら、雨が勢いを増して降り始めました。慌てて片づけてお終い。
若潮で決していい潮回りでは無かったのですが、またまたの貧果。

こんな状態が続いています。何だか少ししっくり来ない。しっくり来ないから釣れないのか、釣れないからしっくりこないと感じるのか?は、解りませんが、なかなか厳しい状態が続いています。

おまけに今日はずぶ濡れになってしまいました。まさかこれほどの本格的な雨になるとは思わなかった...



さて、先ほど触れなかったのですが、H地磯の方でこんな事がありました。

アタリが有り、アワセたら一瞬ガンッっと衝撃が在ってすぐに軽くなりました。仕掛けを回収すると針の懐が延びています。ちなみに流していた地点には岩はないし、その時は仕掛けも這わせていませんでした。
浮きの入り方も綺麗だったので、魚、恐らくチヌなのではないか?と思います。

その後少しして、まったく同じ事が起こりました。

針はチヌの0.8号。確かに弱いとは思いますが、針が延びるなんて事はそんなには有りません。

予想するに針先が上顎の硬いところに当たっていたのでしょうが、それほど大きな衝撃があったわけでは無いのです。一瞬の衝撃で針が延びるものなのですね。2度も同じ事があり、少し驚きました。

当然針が延びた後には、浮き下を少し深めに設定し直したのですが...


さて、一夜明けて土曜日。いい天気ですね。今日釣りに行っている人は気持ちいいだろうなぁ...


戻る     (「釣果報告チヌ」へお戻りの方はここをクリック)