水を得た...

本日の釣果(2000.7.16)

チヌ 33cm
  27〜28cm×4

半年以上ぶりの団子。

厳しい...


当に「水を得た魚」、とでもいいましょうか。

本職、団子釣りに戻った高橋さん(「広島湾のチヌ釣り」)。凄まじいペースで2桁釣り(11枚)。
このポイントで、団子釣り。流石に過去の実績はダテじゃないです。



さて、紆余曲折あって、思いもよらず高橋さんと久しぶりに団子釣りに行くことになりました。
高橋さんのマイポイントですが、高橋さん自身しばし団子から離れておられたので、2人とも久しぶりです。


急遽団子ということになったので、手持ちに糠はないし、砂を取りに行こうにも団子釣行決定した21時頃には潮は満潮。最近、フカセの撒き餌に押し麦入れてないのでこれもないし、荒挽きもない。何にもない。

糠は高橋さんに分けていただくことに、砂は当日の朝取ろうかと思ったのですが、倉庫の中に左官用の川砂があったのでそれを持っていきます。

荒挽きと押し麦を購入。出発!と高橋さんの車でポイント目指して....
私:「何か忘れているような気がするんですよね〜」
高橋さん:「久しぶりの団子だからね〜。刺し餌は持ってきたかい?」
私:「・・・・・・・・・・」

私:「すいません。釣具屋へ戻って下さい。」(爆笑)

さてさて、私は何をしに行くつもりだったのか。


ポイント到着。団子を現地で作ります。どうも砂が足り無さそう。砂の分量にあわせて団子を作ると、とても少ない。いつもの半分くらいの量しかない。
セーブしながら使うしかありません。団子を小さくしすぎると、水深が15m程と深いため、底まで持たない。
となるとそれなりの大きさにして、手返しを遅くするしかない。これはもう紀州団子のポイントを外した行為です。

それでも、一投目から団子をつつくアタリを感じます。
2投目。フグ。

しかし....何故だか時間が経つにつれアタリが遠のきます。

右手側で竿を出す高橋さんが竿を曲げます。3枚。

満ち潮が止まり、引きに入ったころのことです。本日唯一の私の見せ場がやってきました。
流れの方向が僅かに変わった短時間のことです。

生命反応を伝えるホンの僅かな浮きの動き。身構えて、次の一瞬に備えます。バシッ!27〜8cmくらいの夏チヌです。続く一投も同様のアタリで同型を抜きあげます。そして続く一投!またもや魚信。今度はそこそこの重量感。浮いてきたのは33cmでした。

これは!と思ったら、それっきり。しばらくしてもう2枚あげましたが、それは霞みます。


終盤。当に入れ食い状態の人が隣にいます。圧巻。

正直な物です。高橋さんが納竿したら、それまでダンマリだった私の浮きが急に魚信を伝え始めます。
が、私も団子が底を突いてしまいました。

寄せ損ねた。アタリを取る感がなかなか戻らなかった。言い訳するとそんなところですが、準備不十分が最大の問題だったと言えます。

まぁ、万全の体制をとっても、やっぱり団子の高橋さんには及ばないんですが...


という訳で、ゆっくりとした気分で波止釣りを楽しめましたが、やっぱり少し不完全燃焼の久しぶりの団子釣りでした。


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