![]() |
本日の釣果(2000.7.20) チヌ 36cm,33cm,29cm 25cm以下6枚(リリース済み) グレ 28〜29cm4枚 (1枚ストリンガーから外れた) 暑い...この天気、気温で地磯 歩くのは...バカ??? 流石に気分悪くなりました。 |
今日は海水浴にでも...と思っていたら、娘は明日、去年まで通っていた保育園で何か催しものが有るらしく、保育園に行くらしい。そこでプールにも入るらしい。土曜は娘は子供会でまたプールらしい。
あまり連続で陽に当たりすぎるのも...という気持ちも働いて、ではこの「海の日」をどう過ごそうか?という会談?が夫婦間で行われました。
潮がですね、とてもいいのです。「それとなく」路線を貫いた交渉の末、まさかの釣行を勝ち取ったのでした。
これで週末は釣行不可能となりましたが、まさか両方釣りなんて言うと、きっと大変な事態に遭遇するでしょうから、潮だけ考えると今日の釣行の方が魅力的ということで、これは我慢しかありません。
さて、梅雨明け10日、といいますね。その通り梅雨明け後晴天が続いています。今日も内陸部では35度近くになっているとラジオが言っていました。夏場の日中のフカセは結構好きなのですが、舐めてかかるとこの暑さにコテンパンにやられてしまいます・・・・・・・・といいながら、車に飲料を置き忘れて、早朝の磯を引き返している私がいます。流石に飲み物無しでは、脱水症を引き起こしかねません。
再び磯歩き。早朝潮が下がっているので20分弱で釣り座に到着。
満ち潮が動き始めるのを待ちながらゆっくりと準備をします。
干出しの上から竿を出し、第1投。さてさて、ここのところ周防大島ではどのポイントへ行っても、夜でも昼でも20〜25cmくらいのアジと草フグの猛攻を受けています。ここはどうでしょう....
5投目くらいまでは静かでした。が、案の定出てきました。アジです。今日はクーラーを車に置いたままなので、足の速い青物はキープせずにリリースします。そして草フグ。ここのところのお決まりのパターンです。
1時間。そして2時間経過。状況変わらず。日が高くなり、浮きの動きがよく見えるようになってきました。浮きに出ているアタリは明らかにアジ。そして時々フグ。
干出しが厳しくなったので、高い岩の上のメインの釣り座に移動します。
しばらくすると、ボラがかなりの数集まってきました。気合いを入れます。
浮きが少し重々しい感じに沈みます。これはアジでは無さそう。アワセると、一瞬重量感があるのですが、チヌ独特のガンガンという頭を振る手応えがありません。その変わりに磯際近くで急に突っ込み始めました。グレのようです。浮かせて引き抜いたのは30cm弱のよく肥えたグレでした。
コッパが乱舞する程ではありませんが、今日はこのサイズのグレを4枚と、コッパを3枚。もうそろそろグレ軍団が乱舞する時期になりそうです。
フグが多いため、ハリスがどんどん短くなります。
満潮潮止まり前の時合いに備えて、ハリスを張り替えます。このポイントは満ち潮の流れは非常に不安定で、仕掛けの選択に苦慮します。流れ出した、と思ってG2浮きにジンタン7号,5号多段うちの仕掛けにした、と思ったら流れが止まってしまう。0号浮きに換えた、と思ったら、また流れる。
そして相変わらずアジ。
そんな中、小チヌがポツリポツリと混ざり始めました。22〜3cm前後を中心に、更に小型も混ざります。やっと夏っぽい雰囲気が出てきました。今日はこれくらいので終わりかな....
浮きが頼りなく沈みます。どうせアジかフグだろ!と思って、何気なくアワセを入れると、ガツン!そしてガンガンと手応えを感じます。まさかのチヌ。浮いてきた魚体は35cmはありそう。
何だか意味もなく嬉しくなって、我ながら何を思ったか、釣り座は結構高いというのに、36cm(後で検寸した)のチヌをぶっこ抜いてしまいました。抜けるものですね〜。ちなみにハリス1.25号です。こんな事をするとハリスより竿が心配なので、決して誉められた行為ではありませんね。
潮止まりから引き潮が動き始めます。
ここは引き潮が動き始めると、本流の引かれ潮がかなりのスピードで走ります。
浮力の小さい浮きでは対応出来なくなってきたので、ここで浮きを交換......ベストのポケットを開いて浮きを探すと、”ある”浮きが目に止まりました。
先月、宇和海遠征をした際に、遊潮会こばしんさんから戴いた自作浮き”こばしん浮き”です。
潮流が速いため、遠方まで流すことになりますが、こばしん浮きは視認性抜群。浮力も余裕があるので、この潮流なら最適です。
こばしん浮き2Bに、道糸にB+G2、そしてハリスにG7を3段打ちして仕掛けを安定させます。
何投か後。”止め”による張り、誘いを繰り返していると、こばしん浮きがジワっと滲み、そして視界から消えます。アワセ!潮流に助けられて引きが倍増します。が、大したサイズではなさそうです。引き抜いたのは29cmのチヌ。
フグ、アジ、と続いて....仕掛けが馴染んだ直後、またこばしん浮きが魚信を伝えます。バシッ!
さっきよりは大きそうです。潮流に抗して引き寄せたのは33cmのチヌでした。今度はちゃんと玉網で掬います。
![]() こばしん浮きとチヌ29cm。この浮きの始めての チヌです。 |
![]() 同じくチヌ33cm。 こばしんさんのような大型は釣れませんね〜。 |
やっとチヌの活性が上がってきた.....ところなのですが、今日は早く帰る約束。時計は既に13時を回っています。撒き餌も底を突いてきたので、潔く納竿します。下げ潮をじっくり釣れば、恐らくもう数枚は出たでしょう。
磯を流して、道具を洗って。
ここからが正念場です。
立ってるだけでクラクラするような日差し。潮がまだ高いので、この時間に帰るのは大変なのです。
気持ち悪くなりながら、崖を伝いながら、25分掛けて車へ。
速攻でブーツを脱いでサンダルに。そして短パンに履き替え、シャツを着替え、目指せコンビニ!
これ程アイスが旨いと思うこともないでしょう。そして飲み物も。
ということで、やはり夏場の地磯フカセは過酷でした。また行きますけど(^^)
(「釣果報告チヌ」へお戻りの方はここをクリック)