初!

本日の釣果   ヤズ 39.5cm(多分釣った直後は40cmはあった)
          アジ 31.5cm(こっちも32cmはあった)

ルアー(ジグ)での青物初釣果です。ハマチ(ヤズ)は陸からは2本目。
雨の中、頑張った甲斐がありました。
色々アドバイス戴き、またタックルを貸していただいた友波さん。本当に
有り難うございました。


昨年、数回「チヌに憧れて」の友波さんにハマチ(ヤズ)の陸からのルアー釣りに連れていって戴きました。
女房の「ハマチ食べたい!」という要望と、更に遡ること数年前、地磯からの活き小アジを餌にしたブッコミ釣りで釣った67cmのハマチの強烈な引きをもう一度味わってみたいという気持ちからでした。

が、昨年はノーフィッシュ、ノーバイト。エソを数匹釣っただけでした。


(金曜日の私)
今週は、釣りに行けない。女房は仕事だし、娘は小学校が昼までだから、チヌをゆっくりやるような余裕がない。
チヌを釣り始めると没頭してしまうから、とてもじゃないけど、昼までに帰る!なんて約束はできない。
今日は2000年上期の最後の日。今月後半は仕事が慌ただしかった。あぁ釣りに行きたい....

「明日はお仕事ですよね...ヤズを釣りに行ったりしませんよね...」などというメールを友波さん@I-modeへ送信。

その甲斐あって?土曜にまたまたタックルレンタル付きでヤズ狙いに出掛けることとなったのです。ルアー釣りなら、手軽な感覚なので10時くらいまでやってさっと帰れるでしょう。



明けて土曜。また雨です。どうも週末雨というパターンにはまっています。

しかも、待ち合わせ場所の釣具店に現れた友波さんによると、カッパを紛失したとのこと。幸い今は雨は殆ど止んでいます。友波さんのアドバイスでジグ28gと40gの2つを購入してポイントを目指します。

まずは、友波さんにジグヘッドを付けたソフトルアーを借りて、あわよくば太刀魚でも...と思ったのですが、反応無し。

そしていよいよジグを付けてキャスティング。(何だか上手く飛ばないなぁ....)

友波さんはアタリがあるけど乗らない、と言っておられます。私にもアタリがあって乗ってきます。エソが...

そのうち雨が本降りになってきました。取りあえずカッパの上だけ着てキャスティングを繰り返します。

何だか友波さんの様子が変。雨合羽変わりに着ていたウインドブレーカではやはりこの雨には対応できないようです。
風邪をひいてはいけません。タックルをそのまま貸していたいて、友波さんは一足先に帰宅されます。

その少し後、5連発!.....エソが....まぁエソにしてもこれだけあたって来るということは、魚の活性が上がっているということでしょう。

その後もポツポツとエソが掛かりながら....


朝からなんだかキャスティングに違和感が。一人になって、冷静になって、ハタと気が付きました。
私は磯竿も左手で握ります。これは撒き餌を打つのが左では思うようにいかないので、竿の持ち替えを極力なくすためなのですが...そのために、左手でリールシート辺りを握ったまま左手で竿を振り、右手で竿を押し出すように投げているのです。
これをやっていました。フルキャスティングできるわけがありません。

左手をロッドエンドに持ってきて、右手でリールシート辺りを握って、右手人差し指にラインを掛けてフルスイング。何をこんな初歩的なことで悩んでるんだ?と我ながらアホらしくなりましたが、ちゃんと振ればちゃんと飛びます。PEラインのマーキングで、今まで出ていなかった色が出てきています。

しばらくして...

フルキャスト後、高速リトリーブ、フォール、高速リトリーブ、フォールを繰り返し、3度目のリトリーブを開始した直後、ガツン!と手応え。「またエソか...」
「ん?」エソにしては浮いてきません。が、昔経験した地磯からの餌釣りハマチの強烈な引きを覚えている私には、これがまさか本命とは思えなかったのです。
足下のテトラから4〜5m沖でやっと浮いてきた”それ”は間違いなく本命です。
フッキングを確認してブン抜きます。30〜35cmかな?

さっそく友波さんに電話!「釣れたよぉ〜!」

「よし!ヤズが回っているぞ、どんどん釣らないと!」と思うのが普通なのでしょうが、私の場合、「よし!ともかく鮮度優先!」ナイフを車に忘れていることに気付いて、車へ取りに帰ります。そして、波止に戻って、締めて、エラを取って血抜き。玉網にヤズを入れて海水に浸けて更に血抜き。
ここまでやってやっと一安心。

その後、乗らないアタリが連発します。2つしかないジグを、割合頻繁に替えながらやっていたのですが、40gのジグにヒットしたため、少しこれに偏っていました。
乗らないということは、ジグを小さくすればいいのかな?と思って、ジグを28gに変更。
フルキャスティングして、フォールさせているときに軽い手応えが。何かが一瞬あたったようです。

そして、最初にリトリーブに入った直後、ガツン!と手応え。先のヤズより更に弱い引きです。
でも、やはりエソのようにすぐには浮いてきません。
これがなんと!アジでした。しかも30cmは優に超えています。これは嬉しい外道です。

ん?このアジが30cm?ということは、さっきのヤズは....もう少し大きいのかな?チヌなら見た目である程度の大きさが解るんですが、青物の細長い魚体だと感覚が鈍るようです。

結局その後、28gのジグを根掛かりでロストしてしまい、40gのジグに乗らないアタリが連発で、エソを数匹掛けただけでした。この乗らないアタリは、アジである可能性が高いような気がします。多分、口切れしているのでは?釣り上げたアジはトレブルフックを全て口の中に入れていましたのであがってきましたが、なかなかそう上手くはフッキングしないでしょう。


さてさて、びしょ濡れです。上しかカッパを着てなかったので....パンツまで染みてます。
帰路の1時間半が無茶苦茶気持ち悪かったのは言うまでもありません。

海水をクーラに入れて、氷を入れて、鮮度優先で持って帰って、帰宅後検寸すると、ヤズは39.5cm。これは釣り上げた直後なら40cmはあったなぁ〜。




!!!!!!美味い!

ヤズの刺身、アジのタタキ、ヤズのアラを使った魚汁...これは美味い!
チヌに若干飽き飽きしている我が家の口には、これはなんとも贅沢な?味です。

偶にはこんな釣りもいいなぁ....などと...真剣にタックル一式の購入を考える私でした。
このクラスのヤズを硬めのジグ用タックルで釣ると、釣り味自体はチヌに劣るものの、リトリーブ中にガツンとくる感触と、運動不足気味の上半身にはいい運動、何よりこの食味は魅力です。

ともかく、友波さん、有り難うございました。


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