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本日の釣果(2000.10.15) チヌ32.5cm 20cmクラス3枚 グレ、28.5cm1枚。 ここは厳しい! |
今日は潮がいい。潮がいい日に限って厳しい釣果になりがちな私としては、喜んでいいのかどうなのかは解りませんが、今日のように9〜10時くらいが満潮の潮だと、どのポイントへでも入ることができるのです。地磯釣り師の私にとっては貴重な休日です。
好天!を期待したのに、朝から曇り空。おまけに風が...海も少々うねりがあります。
色々考えた挙げ句、新ポイント開拓ということにして、今まで気になっていたポイントへ入ってみることにしました。
このポイントは相当潮が下がらなければ、ブーツでの入釣は不可能ですが、今日の潮なら大丈夫なはずです。
礫の敷き詰められたような浜が連続しており、おまけに岩ノリがこびりついた岩が多いため、かなり歩き辛い状況でしたが、磯歩きが趣味の?私としては、釣り座を物色しながら、すたすたと歩きました。
磯場のほぼ先端。どうにもここが本命釣り座のようです。
ところが.....どうにもこの磯は渡船がつけているのでしょうか?あちこちにゴミとたき火の後が見えます。
ここにも....
予想外です。こんなところまで歩いてくる人は少ないだろう、と思っていたら....
やむを得ないので、そのままその釣り座で竿を出すことにしました。
しかし....ゴミ。いつもの事ながら、一体何を考えておられるのか。
釣り開始。
このポイントは足下から水深がある周防大島では珍しポイントのようです。といっても、干潮時に足下で3ヒロ弱程度ですが、いつもは干潮時に足下が干出しているような状況ですので、随分深く感じます。
1投目。向かい風が強い。潮はうねりを伴い、足下に打ちつけています。
餌が残ります。う〜ん。
2投目。まだ餌が残ります。潮が動かない。大潮とは思えないような状況です。
そして、10投もしたでしょうか?
海面の浮遊物が帯状になっているところの沖側に仕掛けを投入し、帯に撒き餌を入れて、仕掛けが馴染んだ頃帯の中に仕掛けを引き込んだ少し後、浮きが滲みます。
アワセるとチヌ独特の手応えがロッド越しに伝わります。サイズは今一つですが、秋チヌ特有の元気な引きです。取り込んだのは32.5cmのチヌでした。
・・・・・しばらくすると、黒い影(スズメダイ)の大群が出てき始めました。そして針に掛かるのは...サンバソウです。それもひたすら...
表層のスズメダイは撒き餌ワークでなんとかなるのですが、この15〜20cmのサンバソウが厄介。仕掛けが馴染んでからも喰ってきます。大島でこれだけサンバソウを釣ったのは初めてです。
そんな中、刺し餌と撒き餌を大きく離して投入し、仕掛けが馴染む頃を見計らって撒き餌の中に引き込むとういオーソドックスなスズメ回避をしながら、20cmクラスの小チヌを3枚ほど追加しましたが(即リリース)、それっきりチヌの姿は見えませんでした。
このポイントは、岩礁が多いため、グレが多そうな雰囲気なのですが、グレも28cmが一枚掛かっただけでした。
何れにしても、少々季節やタイミングを選ぶポイントのようです。ノッコミ期等に上手くあたれば釣れそうな雰囲気はあります。
今日は昼前までとにかくうねりが大きく、うねりが足下の岩に打ち付けて、飛沫が大きくあがり、身体も道具類もびしょ濡れになってしまいました。流石に濡れるともう寒いですね。
さて、釣り終えて、目に付くゴミを拾い集めてバッカンを洗うために釣り座の下へおりたとき...
ふと釣り座の岩側を見上げると、なんとご丁寧にビールの空き缶が、岩の切れ目に押し込んであります。
実は釣り座のところにもスーパードライと一番絞りが岩の間に押し込んであって、取るのに苦労したのですが、
なにもここまで....と思うのは私だけでしょうか?
この写真の空き缶を取り出すのには相当苦労しました。
こんなところにビールの空き缶を押し込む努力をするなら、持って帰ればいいのに...
皆さん、そう思われませんか?
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