梅雨

本日の釣果(2001.6.24)

チヌ35,31,27cm 3枚

釣友Kabeさんとご一緒しま
した。

二人で6枚。まだ厳しいで
す。


雨です。ここのところの雨は半端じゃない。
震災の傷跡の残る地域では、この雨による被害が出ているようです。

夏の水不足のことを考えると、梅雨時期には降っておかないといけないのでしょうが、豪雨は困ります。

さて、週間天気予報を見ながら一喜一憂していたのは...私だけではないはずです。予報になっていないほどめまぐるしく変わる天気予報。
雨でも行くからいいや....といいながらも、やはり降らないに越したことはないですから...

さて、日曜日の予報は、ギリギリのタイミングで何度見ても降水確率20%で、曇り時々晴れの予報。
一安心していたのですが....

前日の大雨が上がっていないまま寝たのですが、起きてみるとやはり大雨。かなり激しく雨が打ちつけています。

今日の相棒は、同行は今回で3度目になる若狭のチヌ釣り師Kabeさんです。事前に「雨でもいいから...」と聞いていましたので、遠慮なく雨の中車を走らせ、Kabeさんとの待ち合わせ場所へ向かいます。
単独なら、流石の私でも躊躇してしまいそうな雨です。

Kabeさんと合流して、更に大島へ車を走らせます。雨は幾分小降りに。

とはいえ、雨の心配は必要なし、というような状況でもないため、今日はあまり歩かなくてよいポイントに入りたいところです。雨の具合が具合だけに、何処のポイントも空いています。

車をおいた時点では雨は殆ど降っていませんでした。
「(もう大丈夫かな....)」と思ってレインウェアは車の中においたまま、磯へ降ります。

が、すぐにレインウェアを取りに帰ることになりました。


雨の中手返しを続けます。

Kabeさんに入っていただいた釣り座の前には右からの潮と左からの潮がぶつかり潮目を作り、そして沖へ出ていく潮が出るはずです....が、どうも潮の押しが弱い。

そんな中、Kabeさんが竿を大きく曲げます。玉網に納まったのは40cm近いチヌです。

これはいけるか!

と思ったのですが、私の釣り座の前を左に流れる潮がどうも思うように流れてくれない。


ところで、私は錬り餌使いが下手くそで、
実は「喰わせ錬り餌チヌ」で一枚もチヌを釣ったことがないのです。何度か試してはいるのですが....

今日はKabeさんに分けていただいたため、少ししつこく喰わせ錬り餌を使ってみます。

浮きがシモってモゾモゾした感じになっています。根掛かりか・・・・・
竿先で聞いてみるとグゥンっと魚の重みが乗ってきます。アワセ!

喰わせ錬り餌チヌで釣った始めてのチヌは30cm程度のチヌでした。そのまま引き抜きます。

次の一枚は25cmを少し超えたくらいの小チヌ。う〜ん。


途中、私が道糸を切ってしまい、浮きを流失.....と思ったら、Kabeさんが浮き取りパラソルを取り出してきます。お借りして道糸の先端にパラソルを直結し、浮き目がけて投げます。が、思うようにコントロールできない。そのうち道糸の結び目が外れてパラソルを後ろに飛ばし....挙げ句にまたまた結び目が外れてパラソルだけ飛んでいきました。普通に結んでいるはずなんですが....
ひょっとしてスイベルがないから道糸にヨリが掛かって激しく負担がかかるのでは?などと、自分のミスを棚に上げて色々考えます。

音沙汰のないまま時間が過ぎていきます。

下げに入って、右から左沖へいい流れが出ています。この流れの中で釣りたいところです。
浮きを2B〜3Bにして、仕掛けの上擦りを抑えながら、また張りながら流していきます。
ガンっと竿の衝撃を与えたのは....ボラでした。


潮位が下がり、潮も緩み.....釣れそうな気がしない状態になってきました。


それでもあと一枚...どんな状況でもチヌを引きずり出せるようになりたい...そんな思いからです。

干出し岩に何とか上がれそうになってきました。

撒き餌の残りも後僅か、時間的にもそろそろ納竿してもよいような時間です。

干出しからだと、駆け上がりの近くまで前に出ることが出来ます。

いそうな気がする...海を見ていてそう思います。

まったく口を使う気配がないため、浮きを久しぶりにプロ山元浮きのSサイズ00号をを取り出します。

手持ちの道具の中では最もシンプル且つ軽い仕掛けです。


考えてみると、以前はこの浮きを頻繁に使っていた筈です。ところが、しばらく使っていなかった。
ひょっとして自分の釣りが荒くなっている???のか???
そんな疑問が芽生えてきます。

残り少ない撒き餌を丁寧に打ちながら魚信を待ちます。
とうとう浮きが沈みました。根掛かりでは無さそうです。

この仕掛けでなお唇の皮一枚。どうも活性が上がりません・


一枚出ると、もう一枚...と思うものですが、結局撒き餌が底を突くまで手返したが、結局、これで終わりでした。



雨が上がってからは夏の日差し。暑かったです。梅雨が明ければ、いよいよ夏です。暑いですけど、夏はいいですね。

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