暑い...

本日の釣果(2001.7.21)

チヌ・・・26cm一枚
 (25cm未満2枚)

倒れそう...

最初は、久しぶりに団子を...と思っていました。
が、ヤズ(ハマチ)がショアから釣れている、との友波さん情報に釣られて?団子と青物のダブルヘッダーを...と思ったのですが、今週に入って網入れが激しくなりヤズも釣れてないらしく、これは断念。で、友波さんとフカセをやろうと言うことになったのですが、友波さんは前日の船釣りの疲れが出たようで...

結局、単身、フカセをやることにしました。

最近、釣れそうな気がしない、という非常に困った状態になっているのですが、何とか状況を打開しなければ...という思いもあり、気合いを入れていきます。

釣れないと、ポイント選びも自信が持てなくなります。
迷った挙げ句、割りとお手軽なポイントへ入ることにしました。これは後で考えると正解だったかも知れません。

今日はオキアミ主体の撒き餌配合を試してみます。オキアミ生6kgに対してチヌパワーV9遠投を一袋だけ。
後は何も入れません。
餌取りの目を引くには、大粒の餌が多い方がよいのでは?という思いです。

取りあえずオキアミ3kgにV9を半袋開けて撒き餌を作り、試してみます。これで充分まとまります。
ついつい集魚剤信仰に流されてしまっている自分に反省します。餌取りが少ない時期、また水温が低い時期に大粒の餌を沢山撒くのは逆効果の面もあるような気がしますが、餌取りだらけ、しかも水温が高く魚の消化機能も高まっているこの時期、集魚剤だらけの撒き餌を作る必要があるかどうか?少し考えなければいけません。

さて、足下には大量の小ベラが見えています。撒き餌にも朝一から活発に反応しています。
日が高くなってくると、これに黒い魚影がポツリポツリと混じり始め、徐々にその黒い魚影は膨らんでいきます。スズメダイ....また撒き餌を打つと水面が盛り上がります。ボラ....
油断していると道糸をつつきに来る見慣れた魚影。草フグ...

餌取りは活発です。が、浮きは...チヌの魚信を伝えてくれません。

当初は0号の浮き。この浮きには余浮力がG5程度ありますが、余浮力は殺しません。これは錬り餌を使うためです。練習練習と思い、錬り餌を随分使ってきましたが、未だその魅力に気付くに至りません。

何もないまま時間が過ぎ、潮が速度を上げ始めました。今度はまた練習中の高浮力の浮きを取り出します。5Bの浮きに道糸にガン玉2B+B、ハリスにG5を一つ打ちます。仕掛けの安定性をあげるという目的ですが、こちらも今一つその魅力に触れることが出来ていません。

慣れないことをやっている分、余計にスッキリしないのではありますが、一歩先に出る為には、色々な技術を身につけておかないと...そんな気持ちです。


・・・・・暑い・・・・・・・

今年の暑さは、ちょっと記憶にないような暑さです。ご丁寧に、Tシャツの上に少し厚手の木綿の服。首にはタオルを巻いて、挙げ句フローティングベストを着ていますから、この暑さは相当なものです。いつものようにポカリスエット500mlを一本しか持っていっていなかったのですが、全然足りない。立っているだけでクラクラして来ます。
毎年夏も地磯歩きで釣りをしているのに、本当にこれだけ暑くて辛かった記憶がありません。


これでもチヌが釣れていれば....まだ気持ち的にマシなのですが、喰わない。


重たい仕掛けで底付近を探っています。また撒き餌は故意に仕掛けに合わせず、少し離して投入します。かなり潮下で合流するイメージ。これはできるだけ良型のチヌを釣りたい、そんな気持ちから。
しかし、あまりに渋いので、浮きをG2に変更してみます。

すると途端に浮きが綺麗に入る。アワセ!浮いてきたのは...20cmくらいの銀ピカの小チヌでした。リリースします。このアタリ。恐らく海面下一ヒロちょっとの深さで出ています。思った通り小チヌはかなり浮いているようです。続けて同一サイズをもう一枚。

これはいけない。当初の目的に反している。

浮きを5Bに戻します。すると素直なもので、アタリは出なくなりました。偶に浮きが入ると、これは良型?の磯ベラ。

5B浮きの仕掛けが馴染む前に浮きが斜めに潜行します。ボラかな?と思いながらアワセを入れると、これが本日の最長寸(涙)の26cmでした。

時計を見ると11時前。既に飲み物はない。何かの折りに磯の上でしゃがむと、立ち上がったときにクラクラします。せめて風があれば...照りつける太陽。無風ベタ凪。


もう帰ろう...こんな時間にこんなことを考える。実に私らしくない。体力が落ちたのでしょうか?

そうはいいつつも、身体は勝手に手返しを続けます。

潮は良い感じに右から左へ動き始めています。期待を乗せて浮きを流す。25m潮下で浮きが入る!アワセ!・・・・・・・ん????宙を彷徨う道糸。久しぶりにフグに道糸を切られたようです。

5Bの浮きの持ち合わせがなかったので、浮きを2Bに変更します。

・・・・・・結局そのまま。12時過ぎ、撒き餌が無くなったので納竿とします。竿を畳むと、ますます力が抜けてきました。長距離歩くポイントに行かなくて良かった。本当に暑かったです。少し太陽の向きを考えて、日の当たらないポイントで竿を出した方がいいかも知れません。


しかし、釣れない。困ったものです。


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