復活!ミニスイレン


■復活!ミニスイレン
職場でアサザという種類のミニスイレンを何度かいただいた。「何度か」というのは何年か連続で腐らしたり枯らしたりして、毎年夏にいただくのだ。しかし今年、初めて冬越しに成功し、今元気に育っている。

いつもうちでは台所の荒い桶に水をはってスイレンの鉢を沈めて外に置いておく。夏も冬も年中。どうもそれがいけなかったようだ。大きな水鉢や池に植えたのなら冬でもガチガチに凍ることはない。そこは小さいプラスチックの荒い桶のこと、ひどい時は底まで凍る。おまけに夏、一日中日の当たる所に置いておくと、水温が上がりすぎてスイレンが茹だってしまう。これではスイレンも腐るはずだ。

去年の夏は花壇の小屋のかげにスイレンを置いていたので、暑すぎて煮えることはなかった。そのまま冬まで置いていたのだが、猫がイタズラした(よく水を飲みにきていた)のだろうか、荒い桶ごとひっくりかえってしまった。そして、スイレンの鉢を花壇の土の上に置いて冬を越した。他の花に水をやるときについでに水をやる程度で、水草だからと特に変わったことはしなかった。

春になってビックリ!。冬の間何もなかったスイレンの鉢から新芽が出ている。それであわてて花壇にひっくりかえったままの荒い桶をきれいに洗って、スイレンの鉢を中につけた。今では葉が増えて、来年はこの荒い桶では手狭かな?と欲な事を考えている。

よく考えてみると、菖蒲池だって、年がら年じゅう水をはっているわけではないのだ。イタズラ猫のおかげで一つ利口になった。早く花が咲けばいいな。


■マリモの話
北海道みやげにかわいいマリモをもらった。部屋に飾っているのだが、育てるには結構手が掛かるようだ。今まで水草はアサザ以外は育てた事がないので、ついてきた説明書きにそって育てている。

「直射日光は避けてください。」
そうか、マリモは湖の底に住んでるんだから、そうそう日に当たることはないので、これはわかる。夏場は家の中まで日光が差し込むことはないので、これは冬だけ気をつければよい。
「水が汚れた時、お湯になってしまった時は水をかえてください。」
これは問題だ。汚れは1週間に1回以上水を変えるので問題ない。ただ、夏場、部屋が暑いので水がお湯になるのは避けられないかもしれない。あまり暑い日や、出張や旅行などで面倒みれない時は冷蔵庫に入れて出るのが正解かも。

もらった時より若干大きくなった気がするが、気のせいか。マリモは今日も元気にプクプク酸素の泡を吹いている。またマリモ用に井戸水をもらいに行かなきゃ。長生きすればいいな。

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