8月にミュージカルの衣装を縫った。8月12、13日はメンバーが合宿同然の状態でうちに集合して縫ってたし、その前1週間位は自分の衣装を縫っていた。19日には別の布を買い、次の日からまた毎日縫い物が始まった。27、28日には別のメンバーが来て縫っていた。一人で縫うのは辛気臭いので、何人か来てくれるのはありがたい。うちでは8月の始めからずーっとミシンが出っぱなしなのだ。縫い物をすると糸くずが出る。ちゃんと掃除をしないと、関係ない部屋まで糸くずが散る。意外な所に衣装の布の切れっ端が落ちている。スリッパや自分の服に糸や布の切れっ端がついて回るので、体も掃除機で吸わなければならない。一日の終わりは必ず掃除機。そういうわけで掃除機を出しっぱなしにしていた。
しかしこの掃除機の出しっぱなし、じゃまになるうえに、けっこう見た目だらしないのだ。いかにも散らかっているように見える。実際作業中は散らかっているのだが、更にごちゃごちゃ感を増しているように見える。
ミシンの台にしているコタツの上には、手芸材料や裁縫道具がテンコ盛り。床は布の切れっ端と糸くずだらけ。一度、めんどくさくて掃除機をかけないまま寝た日があった。朝になって改めてみると、やっぱり汚い。夕方帰ってから続きをやるし、朝は忙しかったのでそのまま仕事に行ったが、その間にどろぼうが入ったらあまりの散らかりように驚いただろう。いつもは窓のカーテンを開けていくのだが、さすがにその日は開けて行けなかった。
作業後、床は掃除機をかけるのだが、テンコ盛りのコタツの上はそのまま。やりかけの物を全部床からコタツに上げて掃除機をかける。床はキレイだが、掃除機は出しっぱなしであるし、片づかない感じは否めない状態が約1カ月続いていた。先日、やっと衣装が一通り完成し、テンコ盛りのコタツを片付けることができた。家が広くなった気がする。「どろぼうもびっくり」の散らかった家から当分オサラバである。