八雲立つ風土記の丘

  八雲立つ風土記の丘は、県内の史跡密集地帯であり、「八雲立つ」と冠するのは、「出雲国風土記」のなかに「出雲となづくるゆえは、八束水臣津野命のりたまいしく、八雲立つとのりたまいき。かれ八雲立つ出雲という」とあるによる。    
センターの中心部には、高床式で平面を前方後円墳にかたどった風土記の丘資料館が建っている。館内の展示品の中には、加茂町神原古墳出土の「卑弥呼の鏡」といわれている景初3年銘三角縁神獣鏡や。松江市岡田山1号墳出土の「額田部臣」銀象嵌銘文円頭大刀(国重文)、松江市平所遺跡出土の「見返りの鹿」とナ名づけられるの鹿など埴輪群、鹿島町志谷奥遺跡出土の銅鐸・銅剣などがあり、出雲古代史の重要な品がそろっている。このセンターを中心に古墳が多く、荒神谷遺跡が発見されるまでは、この地が古代出雲の中心と考えられていた。

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松江市公式サイト
:松江市の公式サイト。国際観光都市だけあって役立つ情報が盛りだくさん。松江観光辞典で風土記の丘を調べてから行こう。


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