石宮神社

  白石バス停から南へ1qほど行った白石本郷に石宮神社(祭神大国主命)がある。「出雲国風土記」宍道郷の条に、次のような話をのせている。「大穴持命(大国主命)が狩をされたとき、追いかけられた猪が石になった。その石が、この郷の南の山に2つある。また、その猪を追いかけた犬も石となった。それが今でもそのままにあるので、猪の像のあるところという意味で宍道というのである。石宮神社に参拝してみると、道の左手鳥居の両側に大きな石が二つある。これが猪の石である。そして石段を登ると石柵の中に御神体の霊石が横たわっているが、これが犬の石である。

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