XYZ表色系におけるxy色度図(CIE 1931)は、三刺激値 X,Y,Z をその総和 S=X+Y+Z で正規化して、CIE XYZ表色系(14): 色度図の面積
x = X/S, y = Y/S, z = Z/S
と置き、(x, y)を2次元平面で表したものです。 任意の色は(X,Y,Z)の代わりに、(Y,x,y)を用いても表現することができます。
通常、xy色度図ではY値を最大値(100%)とした色づけをしていますが、ここではこの値を変更したときにどのような図になるか見てみましょう。
「Y値可変」をオンにすると、その下に Y=100% と表示されます。 ここをマウスで右クリック、左クリックすると、Y値を5%ずつ増減できます。
「Y値可変」をオフにすると、Y=100% に戻ります。
Y = 0% とすると、色度図の内部が黒になります。
Y値を変えると、R,G,B を3軸とする直交座標系での色立体(立方体)の3側面を同量ずつ削って内部を見たときと同様の色分布となります。