■車の数学(11): 車の平均寿命は年々長くなる

 (財)自動車検査登録情報協会(自検協、AIRIA)によると、国内で新車登録してから抹消登録するまでの期間の平均年数は約12年で、年々増えているそうです。

 次の表は乗用車の平均使用年数と平均車齢(各年3月末現在)を示しています。

平均使用年数平均車齢
1975年6.723.30
1980年8.294.25
1985年9.174.57
1990年9.264.64
1995年9.434.88
2000年9.965.84
2005年10.936.77
2008年11.677.23

 車の性能向上もありますが、最近の長引く不況が影響しているものと思われます。

 なお、新車新規登録から一定年数(ガソリンエンジンで13年、ディーゼルエンジンで11年)を経過した車の税率を高くする特例措置が2002年度から実施されており、この年数と最近の車の平均寿命はほぼ一致しています。

 車の平均使用年数は人間の平均寿命に相当します。
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