カラーインクジェットプリンタなどでは色の3原色(絵の具の3原色):
C(Cyan): シアン(青緑)
M(Magenta): マゼンタ(赤紫)
Y(Yellow): イエロー(黄)
の組合せによって種々の色を再現します(減法混合)。
ここでは、これらCMYの各インクの配合割合(濃度:0 - 255)を変えた時の混合色(合成色)を見てみましょう。
各スライダでCMYの濃度を指定すると、右側に各色が、下側に混合色が表示されます。
ホーム(注1)混合色の求め方(256諧調の場合): R = 255 - Cyan (Cyanは白色光の中のRed成分が紙に吸収され、残りが反射した色) G = 255 - Magenta (Magentaは白色光の中のGreen成分が紙に吸収され、残りが反射した色) B = 255 - Yellow (Yellowは白色光の中のBlue成分が紙に吸収され、残りが反射した色) として、この(R, G, B)の組合せで混合色が決定されます。 (注2)論理的には CMY の基本色の混合で黒を作り出すことができますが、 実際にそれらのインクを混ぜ合わせても完全な黒にはならないため、 現在の一般的なプリンターでは、CMYの3色に黒(Black)を加えた4色構成(CMYK)になっています。 (注3)RGBカラーモデルによる加法混色については RGB色立体を眺める を参照してください。