■点群の凸包を求める　（簡易版はこちら）

　凸包（とつほう、convex hull）とは平面上の点群を包む最小の凸多角形です。

　ここでは、任意に与えられた点群に対して凸包を算出し、表示することができます。
　・点群をマウス入力する。
　・「凸包を求める」ボタンを押す。
　・データのクリア、自動生成も可能。

　　　
n個の点 (xi, yi),i=1,2,..,n に対して、

（１）y座標が最小の点を見つけ、Q1とする　[上図では点5]。
（２）点Q1から残りの点を結ぶ線分のx軸に対する角度θを計算し、
　　　θ最小の点を求める　−＞Q2とする[上図では点4]。
（３）点Q2から残りの点を結ぶ線分のベクトルQ1Q2に対する角度θを計算し、
　　　θ最小の点を求める　−＞Q3とする[上図では点12]。
（４）以後、Q2、Q3をQ1、Q2と置き換えて（３）の処理を繰り返す。
（５）最初の点に戻ったら終了。