らふすぺーす passed days

vol.4 * 1998.10.17 〜
みみかき

今、ジャストフィットの耳掻きが欲しくて探してるところ。

10数年前、どこかのお土産でおばあちゃんからもらったミニサイズの木製の耳掻きをずっと愛用してた。
ある時誤って踏んづけてしまって、先っぽが危なかったその耳掻きがこの前ついにボキッと折れてしまって、 同じようなのを探してるのになかなか見つからない。
長い柄のは使いにくいし、短いのを買ってみたもののヘッドが大きくて思うところに届かないので気に入らない。
それを自分で削るほど器用な指は持ち合わせてないし、綿棒じゃ物足りない。

一週間に最低一度は使うモノ。【たかが耳掻き】は、【されど耳掻き】と化している。

何年も前に見たTV『ふぞろいの林檎たち』で、
国広富之演ずる彼が高橋ひとみ演ずる彼女(だったよな?)と大喧嘩した原因が耳掻きだったのをふと思い出した。
自分の耳に馴染んでた耳掻きを彼女が壊したか捨てたかが発端だった。
「ここまでのものには滅多に出会えないんだから許せない」っての。 なんか、そこだけやけに覚えてる。

なんだか解る気がする。

今度、一日かけて東京へ行ける時に、巣鴨のとげ抜き地蔵様のとこで、
オリジナル【マイ耳掻き】を所望してみようと本気で思っていたりする。

痒いところに手が届かないのは、ほんとに気持ち悪いものなんだ。


vol.5 * 1998.10.24 〜
コミック編 (敬称略)98.10現在

【週刊少年ジャンプ】
『BOY』 梅澤春人 ::: 日々野晴矢 ・ ヒビノハレルヤと云う無敵の主人公が良い。しかし長い。いつまで高校生なのか。うりゃあっ!
『WILD HALF』 浅美裕子 ::: ま、こんな犬欲しいなってことで。
『るろうに剣心』 和月伸宏 ::: 初めの方は知らないけど、今は「元気になって、剣さん!」ってところ。
『明陵帝梧桐勢十郎』 かずはじめ ::: 絵がすっきりしてて読み易い。この人のは『マインド・アサシン』が好きだった。
『ルーキーズ』 森田よしのり ::: 未だに登場人物が区別出来ん。この人のは『ろくでなしBLUES』が好きだった。

【ビッグコミックオリジナル】
『電脳炎』 笑える。自分も、OA仮面に助けてもらわんと・・・。
『MONSTER』 これも初めは知らないけど、キンダーハイムで何があったんだ?!
『玄人のひとりごと』 こういう人、居るんだろなぁ。と思いながら読んでる。
☆ 隔週発売。村松氏の描く表紙が可愛いくて毎回楽しみ。

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古本屋でコミックスを読むくらいで、週刊誌はずっとブランクがあってから、また読み始めた。
北条司は大好き。『シティハンター』は、何度読んでも。
少女漫画では、槙村さとる ・ 三原陽子ってあたりか。
アニメの『名探偵コナン』は、毎週欠かさず見てる。


vol.6 * 1998.11.1 〜
TOKYO

東京にいったい何があるというんだ!

田舎者はずっと考える訳だ。
そこに住む気など全く無く、住める訳も無く、ただ何度でも行きたくなる。
行ったからといって、珍しい場所に行く訳でもなく、緑と土を求めて井の頭恩賜公園や上野、日比谷公園などをさまよったりする。
「ここまで来て何やってんだ」と苦笑しつつ、つい足が向いてしまう。

東京にはライヴや舞台以外で行く事はない。
だから「東京には、会いたい人がたくさんいる。」それだけ。
一回往復するのにかかる費用で、何回ライヴに行けるだろう。それだけが東京にいる事を羨ましく思えるところ。
・・・それだけ?

たくさんの人の中に入って行くのはとても疲れてしまう。
TVに出てくるような綺麗な人たちを見てると疲れてしまう。
ここでさえ居場所が見つからない事はよくあるのに、ますますよそ者の意識が強まる。
ここに居るとそこにとても行きたくて、そこに行けば早く家に帰りたくなって・・・矛盾だらけで。
でも、あの場所には好きな人がいっぱいいる。だからやっぱり無性に行きたくなる。
東京ってのは、不思議な所だな。


らふすぺーす