JUST A MINUTE ! 1分勝負


「パワカン」の名物コーナー「JUST A MINUTE ! 1分勝負」を書き起こしてみました。
清野さんは1分間でしゃべり抜きます。


半期に一度のお楽しみ
JUST A MINUTE ! 10分勝負は
こちら

1999年7月・8月分  1999年9月・10月分




☆ 2月11日(金) ☆   
あのラルクアンシェールのテツシ(?)がですね、オリジナルのガンダムを発売するというニュースをですね、今日お伝えしたんですけども。(底力のある声で)ガンダムには私ゃあウルサイですよ。もうガンダム直撃世代ですからね。ガンダム、ガンダムというよりもガンプラ、ガンダムのプラモデルの方にかなりハマった。もうオレの世代、今25〜6歳の世代ならもう間違いなくそうですね。まぁ少し前のですね、たまごっちとかポケモンとかエアマックスとかバーピー人形とかチェキみたいなもんで、当時はとにかく買いたくても売ってなかった。それくらい人気があったんですね。
朝の5時におもちゃ屋に並んで、貰えたのが整理券だったぐらいですからねえ。しかしですねえ、いっぱい買ったはいいけど小学校2年生だったから、なかなかこれ、上手に作れなかったんだな。'80年代に大ブームを巻き起こしたアニメ、それが「機動戦士ガンダム」ですが、実はですね、再放送で人気が爆発したという、大変珍しいパターンなんですね。まあそれからいろんなシリーズが出たんですけれども、やっぱり初代が一番いい。厳密にはですね、ガンダムというのはこれ、愛称なんです。あくまでも愛称。正確には「RX78」(アールエックスななじゅうはち)というのが正しい言い方なんですけどもね。ま、そんなことはどうでもいいや。とにかくですね、ガンダムのアニメ、何がいいって、あの永井一郎のナレーションが渋いんですね。「宇宙世紀WO7(ダブリューオーセブン)」とかね、えー、「宇宙連邦軍は」「ジオン軍は」とかいうね。「サザエさん」の波平さんの声やってる人ですけども。あのナレーション「君は生き残ることができるか」とかいうの、あれがかっこいいんですけども。是非今度「パワカン」のCM、ガンダムの(タイムアップ)パロディでやってみようか。


我が家の男の子たちもガンプラが好きです。このコーナーを聞いたあとで中1の長男に「ガンダムの正式名称知っとる?」と訊ねたところ、知っていましたね、くやしい(笑)。78というのは作られた年のことだと思う、とも言っていました。増え続けるガンプラの置き場所・飾り方に母は頭を悩ませています。




☆ 2月4日(金) ☆
今日の「JUST A MINUTE !」は「事故」。事故ですよ、事故。ねえ、事(こと)が、えー、故(ゆえ)にと書いて事故と書きますけどねえ。正直あんまり、こう、元気無いんですけどね。何故なら今日ちょっとね、軽く事故をしてしまったんですよ。えー、あんまり、あの、自慢していいことではないんですけども。えーと、車とちょっとですね、バイクが接触しちゃいまして。あのー、結論から言いますと、大丈夫です。あの、大きな怪我はないんです。ないんですけども、事故についていろいろ考えましょう。まあ放送業界にも「放送事故」と言う事故がありますけどね。
えーと、まー、自転車、バイク、それから歩いているとき、車乗ってるとき、ほんとに注意しましょう。別に交通安全週間だから気を付けるとか、そういうことじゃなくて、普段から気を、気を付けましょうね。あの、事故っていうのはね、たまたま気を抜いたときとかね、いつもと違う事をしたときに起こりやすいんですよ。だから、まー、いつもと同じ事やってりゃいい、いつも注意してりゃあいいんですけども。ま、人間というのはね、ついつい、こう、気を抜いてしまう。事故をしたときを忘れてしまいがちなんですねえ。
いや、でもねえ、事故をすると何がツライって、このね、体が痛いとか何とかっていうよりも、精神的になんかこうね、ちょっと重たいものがある。こう、精神的に、こう、ツライものがある。なかなかブルーなものがある。事故にはほんと気を付けましょうね。細心の注意を払ってね。ほんと、こう、何事もなくて良かった。オレ、こうやって生放送でしゃべってられるのが、ほんとに幸せを、今、実感しております。そういや、さ、昨日(きのう)節分でね、えーー、西南西の方向を向いて巻き寿司をさあ、こう、かぶりついて一気に食ったんだけども、いやあー、その食った翌日(タイムアップ)
いきなりこんな怪我しちゃいました。ほんと、ごめん。


!・・驚きました。交通事故。黙っていればそれでも済んだのに、話してくれるところが清野さんの律儀なところでしょうね。とにかく大きな怪我がなくて安心しました。心なしか声も張りが細かったように思えます。精神的にも立ち直ってくださいますように。




☆ 1月28日(金) ☆   
今日は映画の話をしましょう。今ねえ、「ロッキー」が観たいんだ。「ロッキー」、「ロッキー・バルボア」知ってる? ね、あの、この前、あのさあ、オレ「ラ・ブーム」のね、サントラを買いにCDショップに行ったらさ、「ラ・ブーム」ラ・リ・ル・ル・ル、見てたらさあ、「ロッキー5(ファイブ)」ってのがあんだよ。「ロッキー5」? ちょっと待てよ〜? と思って。「ロッキー」は確かに観てた。オレたち
'80年代、洋画と言えばシルベスター・スタローンだった、スタローン世代の申し子。だけどね「ロッキー1」はね、あのアポロに負けるやつね。で、あの「2」でほら、アポロに勝って「エイドリア〜ン」(モノマネ入る)っていうやつ、あれ有名ですね。えー「ロッキー3」になったら、あのハルク・ホーガンが出てくるやつ。で、あの、だらけちゃうんです。確か「3」なったらね、あんまり練習しなくなるやつ。で「4」になったらドルフ・ラングレン(?)とか出てきて、あのソ連のレスラーと闘うやつね。
今じゃ信じられないけど冷戦時代まっただ中の映画って感じしますね。「5」は一体何だったかな。これがなかなか思い出せない。うちの番組のスタッフに訊いても、みんな「知らない」って言うんだよ。「ロッキー5」? そんなのあったっけ? なんかあの頃っていったらシルベスター・スタローンもね、あの、ほら「コブラ」とか「ロックアップ」とか、何か他の「ランボー」とか、他の映画が忙しくて、なんかこう、あんまりね、ロッキー、ロッキーじゃなくなってきたとき。こ、気になるんですねー。この週末、ちょっと観てみようかな、と思うんですけど。明日(あした)思い切ってビデオ屋行って借りちゃおうかな。でもさ、明日ビデオ屋行って5本まとめてレジに持って行ったら、一体どんな顔されるんでしょうか。(タイムアップ)「よろしいですか?」って言われるんでしょうね。


男の子はたいてい観ていたようですね、「ロッキー」。私は1作目しかわかりません。格闘技は苦手な分野ですので、名前が間違っていたら指摘してくださいね。




☆ 1月21日(金) ☆
先週も言ったけどね、パソコン、マジで興味あんのよ、今。ヤバイっ。これ(?)ヤバイっ。どーしよー、買っちゃうかもしれない、ほんとヤバイんだけども。いやあのね、持ってる人間よりね、情報持ってないっていうのがね、悔しくてしょうがない。でもね、ほんとはね、コンピューターだけではなくて、情報というのはね、コンピューターだけじゃなくて本とか新聞とかいろんな物から情報っていうのはね、手に入れられるんだ。ね。パソコンばっかりいじっていると、こりゃまた時間が無くなる。どんどん本とか新聞とか読まなくなっちゃう。これがちょっと心配なんだな。
で、新聞ていうとさ、なんで新聞は昔からあの大きさなんでしょうか。え、コンピューターっていうとね「軽薄短小」だっつうて、モバイルだとか「ケイタイはバナナの皮と同じくらいの軽さになった」とかいろいろ言ってるけど、なぜ新聞はあの長い歴史の中で全く大きさが変わらないのか。なんで、床に置いても読みにくいしさあ、手で持ってもさあ、こう、手ぇだるくなるじゃん、あれはなぜなのか。もっとさあ、A3とかA4とかさあ、持ちやすい大きさに変えりゃあいいんだよね。だかったらさあ(?)電車の中でもさあ、もっと読みやすくなるしさあ、あんな、こう、16個ぐらいに折ってさあ、細かくして、こう、人の、ねえ、背中這うようにして読まなくて済むようになるし。どうしてなんでしょうか。コンピューターはこんな短い歴史の中でどんどんどんどん軽く小さくなってるのに、新聞だけはなぜ変わらないのか。いかがでしょうか。新聞を作ってる皆さん、私の意見、聞いてはもらえませんでしょうか。(タイムアップ)小さい方が絶対いいって。




じゃんぐる きよぽん