- Postscript -
思えばこの作品を書き始めたのは、このサイトを開設した年ですからかなりの時間が経ちました。
しかしながら、こうやって長く運営してきたことによって、少しずつでも多くの方の目に留まって読み続けていただけていることをとても嬉しく思います。
私自身、この主人公のようにスレていた時代はありましたし、読んでいただいた方たちの多くも世界と自分の乖離を感じていた時期は少なからずあるのだろうと思います。残念ながら私はこの少年のように、出会いに恵まれることはありませんでしたが、みなさんはどうだったでしょうか。もしかすると、現在進行形の方もいるかもしれませんね。
この作品は読んで楽しい、面白いと感じる作品ではないかもしれません。ただ、あの時の気持ちを思い出すためとか今現在の自分自身と共感したという方たちが、この作品を再び読みに訪れて頂けるなら作者としてこれほど嬉しいことはありません。
ささやかなお願いとして、一つだけ。これを読んだ読者の皆様が面白いと感じていただけたなら、ぜひお知り合いに推薦してみてください。そうやって、少しずつでもできるだけ多くの方々に読んで頂きたいと思っています。
ファンフィクションの方面共々、今後も気長にお待ちくださると幸いです。
それでは、何時になるか分からない次の機会に。
2005.02.10 ばーやん
作者宛ての感想はこちらからどうぞ。
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Guestbook //
公開当時版後書
出版物の本に比べればまだまだ荒も多いし、読んでいて引っかかるところもあったかと思います。この場を借りて、読者の方々にはお詫びさせていただきます。
この作品は、タイトルの通りアーティスト MY LITTLE LOVER の「Hello , Again 〜昔からある場所〜」がBGM にピッタリです。手元にある方は聞き返してみるのもよろしいかと思います。
さて、この作品を書くにあたりたくさんの方々にご迷惑をご支援を頂きまして、この場で謝辞を述べさせていただきたいと思います。主人公の青年のモデルとなった、私の友人山口君。そして、完成後に修正に付き合っていただいたnakaiさん、ゆきやなぎさん、T.K(仮)さん、拓ちゃん、なーむ、本当にありがとうございました。あなた方の貴重なご意見により、完成させる事ができました。
また、未完成時に読んでいただいた多くの皆様、ありがとうございました。旧メーリングリストのらいがさん、みずちさん、浜田さん、○崎さん、COMMEさん、ありがとうございました。
さて、最後になりましたがこの作品を読んでいただいた読者の皆様、本当にありがとうございました。主人公の少年と少女、モデルは山口君ですが、同時に私自身でもあります。皆様に少しでも共感していただける部分が一つでもあったなら幸いです。ご感想、是非お寄せください。次回作品の参考にさせていただきたいと思います。
参考文献
海がきこえる:氷室冴子
いちご同盟:三田誠弘
TUGUMI:吉本ばなな
1997年12月20日初出
1999年 3月 6日修正(ver:1.1)
1999年 5月 7日修正(ver:1.2)
1999年11月 3日改訂(ver:2.0)
2005年 2月10日修正(Ver:2.1)
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FICTION INDEX //