神さま

ここで紹介している絵本は、次のように設定しています
　主人公の名前：　かとうゆき
　主人公の呼び名：　ゆきちゃん
　性別：　女の子
　年令：　6才
　住んでいるところ：　みなみく　うじな
　登場人物：　ゆりちゃん、あやちゃん、ともちゃん
　贈り主の名前：　パパとママ
　プレゼントする日：　2004年4月1日
　メッセージ（上段）：　にゅうがくおめでとう
　メッセージ（下段）：　これからも　たくさんのほんをよんでね

ゆきちゃんへ

赤くなっている文字をあなたにあてはめてお読みください

あなたにおくる　おはなしのほん

ベッツィー・ヘフティ作
ベスティ・ウォカー画

かとうゆきさま

にゅうがくおめでとう
これからも　たくさんのほんをよんでね

２００４年４月１日

おとうさん、おかあさんより

かみさまはちきゅうとそこにある　
すべてのものをつくりました。
はなやきどうぶつたちやとりむしもつくったのです。
そしてかみさまは　
かとうゆきもつくりました。

このせかいには　
たのしいことやおもしろいことすてきなことが　
いっぱいあります。
そしてゆりちゃんや、あやちゃんや、ともちゃんのような　
ゆきちゃんにとってたいせつなひとも　
たくさんいるのです。

ゆきちゃんたちが　
あかるくあたたかくくらせるように　
かみさまはたいようをつくりました。
そしてくらいよるをちょっぴりあかるくする　
つきやほしもつくりました。

ゆきちゃん、あなたは６さいね。
もうゆきちゃんは、いろんなことができるわね。
おうちでゆきちゃんは
どんなおてつだいができますか？

ゆきちゃん、
ちきゅうにはあなたのことが　
だいすきなひとがたくさんいます。
そのひとたちはもしかしたら　
かみさまからゆきちゃんへの
プレゼントかもしれないわ。

ゆりちゃんや、あやちゃんや、ともちゃんのような
だいすきなひとたちといっしょだと、
どこにいってもたのしいし、
なにをたべてもおいしいよね。

おともだちとなかよしでいると、
とってもしあわせ。

ゆきちゃん、
ゆりちゃんや、あやちゃんや、ともちゃんと　
けんかをしたり、いじわるをしてしまうこともあるわね。
そんなときはなにもかもうまくいかなくなっちゃうの。
でも「ごめんね」ってゆるしあうと、
きっとまたうまくいくようになるものよ。

わたしたちみんながなかよくすることって　
とってもたいせつなことよね。
たくさんのおもいやりとすこしのがまん　
ゆきちゃんならできるわね。

だれかがこまっていたら
ゆきちゃんたすけてあげてね。
そうすればゆきちゃんがこまっているときにも　
きっとだれかがたすけてくれるわ。

みなみく　うじなのゆきちゃんのおうちは　とってもあたたかなばしょでしょ。
かぞくのみんながゆきちゃんを　
かわいがってくれるでしょ。
ゆきちゃんもかぞくをたいせつにして　
そんけいしなくちゃいけないわね。

ときにはがまんすることもとてもだいじなこと。
じぶんがほしいものをおともだちに　
ゆずらなくちゃならないこともあるわね。
でもそのおともだちも　
ゆきちゃんのためにがまんしてくれることが　
あるのをおもいだしてね。

いたずらをしてしっぱいしてしまうことも　
ときどきあるわね。
ゆきちゃん、そんなときは　
ひとりでなやんでいないで　
おはなししてね。

こまったらかみさまにおいのりしてみてね。
ゆきちゃんのこえがすごくちいさくて　
ほかのだれにもきこえなくても、
かみさまにはちゃんときこえているのよ。

ゆきちゃん、おいのりは
いつでもどこでもできるものなの。
ねるまえにおいのりをするひともおおいわ。
あなたはいつかみさまとおはなしがしたい？

ゆきちゃん。
たくさんのこどもたちがいちにちのおわりに　
こんなふうにおいのりをしているの。
「いま、わたしはねむろうとしています。
こころをしずめていのります。
かみさま、よるじゅうずっとそばにいてください。
そしてあさひといっしょにおこしてください。」

あさはやおきして
おそらをみあげてみましょう。
とってもきもちがいいものよ。

かぞくやいっしょにあそぶともだち、
ゆきちゃんのいるちきゅうも、
ぜんぶかみさまからのおくりもの･･････

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舛元　好則

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