神さま　大人

赤くなっている文字をあなたにあてはめてお読みください

ここで紹介している絵本は、次のように設定しています
　主人公の名前：　　山口　美樹
　主人公の呼び名：　美樹ちゃん
　性別：　女性
　年令：　25才
　住んでいるところ：　海田町
　登場人物：　芽衣ちゃん、ユリちゃん、大樹くん
　贈り主の名前：　佐野　大樹
　プレゼントする日：　2004年3月3日
　メッセージ（上段）：　２５回目のお誕生日だね
　メッセージ（下段）：　これからもよろしくね

美樹ちゃんへ
神さまのおくりもの

ますやまあつし作
ベスティ・ウォカー画

山口　美樹　さま

２５回目のお誕生日だね
これからもよろしくね

２００４年３月３日
佐野　大樹より

ふしぎなこと。　
この世界に木々や草があって、
花が咲いていること。
虫や動物がいて、鳥が空を飛んでいること。
そしてこの地上に多くの人たちがいて、
山口美樹、という一人の女性がいること。

美樹ちゃんのまわりは、
いつも楽しくて、おもしろいことがいっぱい。
もっともっと一緒にいたいね、
芽衣ちゃんや、ユリちゃんや、大樹くんの
気持ち。

太陽がこの世界を照らすように、
美樹ちゃんの心は、まわりの人たちの心を
明るく、あたたかくしてくれる。
だから夜になれば、
また明日あなたに会えることを感謝しつつ、
おやすみなさい。

そうだ、
遊びにいこうよ、美樹ちゃんの家に !!

美樹ちゃんの家を知ってる？
それは、海田町にあって、
みんなのお気に入りの場所なんだ。

みんなといる時間はとても楽しい。
それはみんなが美樹ちゃんを好きだから。
そして　美樹ちゃんも、
芽衣ちゃん、ユリちゃん、大樹くんのことが、
大好きだからなんだね。

ときには素直じゃなくなって、
ちょっぴりけんかをしてみても、
すぐに許しあえる。
美樹ちゃんはそんなひと。

美樹ちゃんは、
いろんなこと教えてくれる。
優しさと、愛することと、
ほんの少しの厳しさを。
それは２５歳のこころの言葉。

人に好かれるにはどうしたらいい？
美樹ちゃんは、ちゃんと知っている。
それは・・・
まっさきに相手を好きになること。
・・・なあんだ、かんたんだね！

美樹ちゃんにとって大切なもの、
それは家族。
美樹ちゃんは家族のみんなが好き。
家族は　美樹ちゃんにとって愛すべきわが家。　

もちろん、美樹ちゃんにだって、
つらいとき、悲しいときだってきっとある。
だけどあきらめてしまう前に、
「これは神さまがくれたプレゼント。ありがとう !!」
そう思うと、ほら大丈夫。
冬がなければ、
春だってやって来ないんだから、ね。

ところが、
この世の中には、悪い誘惑がいっぱい。
もしその誘惑に負けそうになったら、どうしよう？
そんなとき、美樹ちゃんの心の中の神さまに
そっとたずねてみる。
神さまはいつだって　美樹ちゃんの味方。
美樹ちゃんて神さまとお友達だったんだ！

「美樹ちゃん、神さまと友達になりたいんだけど」
そういったら教えてくれた。
お祈りは神さまとのテレパシー。
どんなに短いお祈りだって、
ちゃんと神さまに通じている。

お祈りなんて、むずかしそう。
そんなことはない。
いつでもどこでもできるもの。
たとえば、今日ベットにはいったら、
神さまにちょっとだけ感謝してみようよ。
・・・！　そうか、
美樹ちゃんの元気のもとがわかった！

そうして美樹ちゃんは眠りにつくんだね。
神さまは一晩中、美樹ちゃんを見守ってくれる。
どんな夢をみるんだろう？
夢の中に
芽衣ちゃん、ユリちゃん、大樹くんは
でてくるのかな？

朝！さあ、今日も一日がんばろうっと！
美樹ちゃんは思いっきりのびをする。
この朝日に照らされた世界は、
神さまからの素敵なプレゼント。
そして、美樹ちゃん。
あなたも、神さまが贈ってくれた
かけがえのないプレゼントなんだね。ありがとう。

この本は神さまからのプレゼント。

今日という一日が、美樹ちゃんにとって、

素敵な日になりますように・・・

佐野大樹　より

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