団子釣りは最強のチヌ釣法
チヌという魚は、
警戒心が強いのに好奇心が強くて、
悪食なのに好みがうるさくて、
臆病なのに攻撃的...
という、とても不思議な奴です。
団子釣りは、
1.底で勝負するので警戒心が薄い。
2.濁りを好む習性を利用する。
3.発達した臭覚を利用する。
4.一点にチヌを集めて効率を上げる。
5.団子から刺し餌が飛び出すことによる反射食いを利用する。
6.チヌの棚まで刺し餌を団子で餌取りからガードする。
といったように、チヌの性格をよくついた釣り方です。
若干団子作りや団子の操作に慣れはいりますが、若葉の人が
チヌを釣るには最短の方法でしょう。
ブレンド(ベース) | 糠 1/2俵 荒引きさなぎ粉(1/2袋) 押し麦(1/5袋) 砂 |
ブレンド(冬期) | チヌパワー或いはスーパー1(1/2袋) オキアミ生スライス(1kg) |
ブレンド(変り種) | 色々やりました。 味の素 ダシの素 冷凍コーン 金魚の餌(エンジェル) ズワイガニの殻 ・・・・・ 結局、これは!ってのは見つからないですね。 でも集魚効果はアミノ酸系の成分にあるようだから、ダシの素なんて 結構イケてると思いません? 今度昆布でダシを取って、これで団子を混ぜて見ようかとも思うので すが、どうでしょうか? |
重要なのは | 団子釣りでは、 団子と棚が命だと思います。 団子のばらけ(割れ)のタイミングと、しっかりした棚取りができて いれば、活性期であればまず間違い無く釣れるでしょう。 団子釣りはチヌを一点に集めて釣る釣り方です。 ポイントを決めたら、その日はうろちょろせず、そこで粘り通す位の つもりでやったほうが良いと思います。 とにかく団子を一点に投入しつづけてください。 |
基本的にはフカセと同じ道具立てです。(ご覧になったらブラウザの戻るで
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唯一違うのは常用する浮きかな?
錘負荷B〜2Bで浮力部が完全にしもり、トップだけが海面に
出るような、小形自立棒浮きを使います。
棒浮きというより環付き浮きに近いものです。
これは私のチヌ釣りの師匠に貰ったものと、それを真似て自作
したものです。
師匠の話はまたどこかでさせてもらいます。
この浮きは長さ10cmくらいで、バルサ材を細く棗状に削った
浮力部とソリッド素材の芯、それと錘と環からなっています。
こんなイメージです。
感度は最高です。が浮き自体が非常に軽量であるため、フカセには
使いづらく(遠投できない)、主に団子釣りに使っています。