地区予選広島湾会場
(2001.5.14)
第２回戦の釣果
チヌ ４枚（最大寸２９ｃｍ）
磯名：宮島茶の子
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2001がまかつチヌ選手権 地区予選広島湾会場 (2001.5.14) 第２回戦の釣果 チヌ ４枚（最大寸２９ｃｍ） 磯名：宮島茶の子 |
初戦からクタクタの私。
小方港に帰ると、もう次の試合の準備です。撒き餌を増量します。初戦の撒き餌の残りに、オキアミ生３ｋｇ、アミエビ１ｋｇ、チヌパワーＶ９、オカラダンゴを追加します。当然また余る量ですが、一応３回戦も意識して．．．．
今度は宮島です。
今度の対戦者は若そうな人です。
その人から不意に話しかけられます。
「あの〜、大野町の田中さんってホームページやっておられませんか？」
・・・・・正直、来た〜という気持ち。私のことを知っている人との対戦。何となく緊張。
とても人当たりのいい方（以下Ｋさん）で、楽しく話をさせて戴きました。
磯に降りる際、Ｋさんが先に降りられ、私の撒き餌入りバッカンを私から取ってくれました。ところが撒き餌満杯のバッカン。Ｋさんはバランスを崩して足を海の中へ。びしょ濡れです。本当に申し訳ないことをしました。一言「重いから気を付けて下さい」と私が言えばよかったのです。
ここも潮が緩い。ただ緩いながらも動いており、前半は私が潮下側。
一気に勝負にでます。
初戦もこの磯には人が上がっていますから、かなりの撒き餌が入っているはずです。その後、ポイントを１〜２時間休めた形になっていますので、大目の撒き餌を入れることで一気に活性が上がるとの読みです。
すぐにアタリが．．．アワセるとグーンっと竿を絞り込みます。重量感はないのにやたら元気がいい引き。
ん？？？案の定浮いてきたのは３０ｃｍクラスのグレでした。
予想に反してチヌの反応は鈍い。仕掛けは初戦の始めと同じで浮きはＧ２、ハリスにＧ５とＧ７の２段打ち。やはりＧ５はハリスの最上段に打ちます。
撒き餌は沖から手前へ縦長の”面”を持つように何度も打ちます。
少ししてアタリ。一気に引き抜いたのは２５ｃｍちょっとくらいのチヌ。小さいながらも取りあえず初戦に続いて先手を取ることができました。
また少ししてアタリ。先と似たようなクラスです。
ふと横を見ると対戦相手のＫさんが竿を曲げています。緊迫した展開になりそうです。
２回戦目は２時間の試合なので、１時間で場所交代。
交代した釣り座はとても低く、おまけにゴミが手前に流れてきているため釣り辛
い。
アタリ、そして道糸が走ります。アワセると３０ｃｍ弱のチヌ。そのまま引き抜きます。
魚を入れているバッカンを元の釣り座近くに置いたままです。取りに行く時間が勿体ないので、玉網に魚を入れて、枠を岩に預けて魚が海に浸かる程度にして置いておきます。良型が掛かったときが心配ですが、この海の状況ではそれは期待できないと判断しました。
その後掛かった一枚も同様の小型サイズだったため、引き抜きます。これでタイムアップ。
結果的には、釣りつ、釣られつして、私４枚、Ｋさん３枚の接戦。枚数だけなら勝っていますが、Ｋさんの一枚は３５ｃｍはあると思われるサイズ。
昨年のＧ杯予選の２回戦の宮島、革籠。私２枚、対戦相手１枚の状況でありながら、重量差で敗退しました。嫌な記憶が蘇ります。
帰りの船の中、Ｋさんと非常に楽しい時間を過ごすことができました。私も決して歳な訳ではありませんが、更にまだ若手のＫさん。実にしっかりした方で、釣りに対する情熱もヒシヒシと伝わってきました。ＫさんもＨＰを持っているとのことなので、後日メールを戴くことを約束します。
さて、小方港桟橋上の検量場。２人の釣果が秤に載ります。結果は何と僅か１６ｇ差。どう転がってもおかしくない状況でした。２回戦突破です。昨年よりは先に進めました。
Ｋさんには小方港帰港後も撒き餌の残量の心配をしていただきました。有り難うございました。
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