日御碕


 島根半島の西に向かって突き出した場所が日御碕である。断崖に立って海を眺めるのも乙なもの。
 そこには観光スポットの灯台がある。1903年(明治36)に完成したもので、高さは45.65m、日本で灯塔の一番高い灯台である。海面から灯火までの高さ63.3m、光の達する距離は約39qである。案内書には東洋一と書かれている。全国に10箇所しかない見学可能な灯台の一つなので上がってみてください。景色は絶好で、ことに落日の美しさは格別である。
 その側にあるのが日御碕神社である。朱塗りの美しい社殿が特徴である。上之宮(祭神須佐之男命)と下の宮(祭神天照大神)とにわかれている。文献上では、「出雲国風土記」に「美佐伎社」とあるのが最初である。
 両社とも平入りの拝殿と本殿が続いた権現造である。桃山建築の美を残し、特に両本殿内部の天井と四壁は、狩野・土佐派の画匠の絵で壮麗に飾られているが、非公開である。8月7日の例祭日に午後1時間ほど拝観を許されるので要注意。

出雲てくてく紀行

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