■CIE XYZ表色系(6): 黒体と色温度

  ●黒体とは(Wikipedia より)
 黒体(こくたい、Black body、あるいは完全放射体)とは、外部から入射する熱放射など(光・電磁波による)を、あらゆる波長に渡って完全に吸収し、また放出できる物体のこと。
 完全な意味での黒体(完全黒体)は現実には存在しないと言われていますが、ブラックホールなど近似的にそうみなせる物質、物体はあります。
  ●色温度とは
 黒体の温度が上昇していくと、発する光の色が赤→黄→白→青みがかった白と変化していきます。このときの絶対温度T[K]を色温度(Color Temperature)といいます。 また、光源の色が黒体軌跡上にない場合には最も近似の黒体の温度を「相関色温度」といいます。
 この温度と色の関係(黒体放射軌跡)を色度図上で表すと、図のようになります。
 図中には、測色用標準イルミナント(光源)A、D65、C の色度も示しています。 これら標準光源の相関色温度はそれぞれ、約2,800K、6,500K、6,800K です。


(注1)黒体放射軌跡の色度座標については、JIS Z8725「光源の分布温度及び色温度・相関色温度の測定方法」の付表に示されています。

(注2)標準の光 A、D65、C の色度座標(x,y)は、JIS Z8701「色の表示方法」で次のように示されています。
    A  :(0.4476, 0.4074)
    D65:(0.3127, 0.3290)
    C  :(0.3101, 0.3162)
CIE XYZ表色系(7): xy色度とuv色度の相互座標変換
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