■太陽光発電: 全天日射量と斜面日射量の関係
        〜 月別の傾向(2012/1〜12、広島市)〜

 先に全国32都道府県庁所在地について、毎日の実際の全天日射量(1時間あたり)の観測値をベースに各種斜面日射量を算出し、月別の全天日射量と各種斜面日射量の関係をグラフ表示するアプリを紹介しました。

 ここでは、そのアプリを利用して求めた広島市の2012/1〜12月のグラフを示します。
 ・横軸は z:全天日射量(kWh/m2/日)、縦軸は r:斜面日射量/全天日射量比。
 ・斜面日射量の推定方法 ・・・ Erbsモデルによる。
 ・屋根傾斜 30度、方位は真南。

 これらのグラフから以下のことがわかります。
 ・両者の関係は月によって大きく変化する。
 ・春〜夏にかけては、斜面日射量/全天日射量比はほぼ横ばいになる。
 ・秋〜冬にかけては、斜面日射量/全天日射量比は右肩上がりの傾向になる。
   従来法のライン(緑)に比べて斜面日射量は一般に少なくなる。
   −> 従来法による発電量予測は秋から冬にかけては過大と言える。

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太陽光発電: 全天日射量と斜面日射量の関係をグラフ表示するアプリ 〜月別の傾向(全国主要観測点)〜

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