■i- 太陽光発電所: 最近の発電効率低下に対する検討
[ 2013/1月25日 〜 30日の日射量と実際の発電量について ]
ここ数日間、広島地方気象台での日射量に対して我が家の実際の発電量が急激に低下していました。

1時間毎の日射量(全天日射量から算出した Erbs斜面日射量)と実際の発電量の関係をプロットし、システムの不具合によるものか否か検討しました。
(1) ほぼ理論発電量に近い発電をしている時間帯がある。
(2) 28, 29日は積雪の影響により、発電量が低下している。
(3) 31日は終日ほぼ理論発電量に沿って発電している。
以上により、日射量観測地点(広島地方気象台、広島市中区)と発電場所(我が家、広島市安佐南区)の天候(日射量)の差が主原因と考えられます。 特に冬場にこの傾向が見られます。
・青 線: 実際の発電量(kWh/h)
・黒 線: 全天日射量から算出されるErbs斜面日射量に基づく理論発電量(kWh/h)
・発電効率: 上記の比=実発電量 / 理論発電量
●1月25日 [ 発電効率: 85% ]
午前中のみ発電量が低い。 午後はほぼ理論通り。

●1月26日 [ 発電効率: 56% ]
10時以降、発電量が低い。

●1月27日 [ 発電効率: 76% ]
10時〜13時台で発電量が低い。

●1月28日 [ 発電効率: 34% ]
1日中発電量が低い。 積雪10cmによる。

●1月29日 [ 発電効率: 87% ]
午前中の発電量が低い。 パネル最下端に少し雪が残っていたためか。

●1月30日 [ 発電効率: 90% ]
12時〜14時台で発電量が低い。

●1月31日 [ 発電効率: 102% ]
ほぼ理論通り。

i- 太陽光発電所: システムの更新
i- 太陽光発電所: 毎日の発電実績
i- 太陽光発電所: 1時間毎の日射量と発電量の比較〜 Erbsモデル と METPV-3モデル 〜
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