ゆみのSerowについて
えっと、管理人です。ゆみのダンナです。うちのセローは、初め管理人が乗っていたのですが、ゆみが中免を取ったときにゆみのセローになりました。というわけで、このページはとりあえず管理人が書いてます。
目次
- Vmaxがセローに化けたあ!
セローに乗る前はVmaxに乗っていた。この2つのバイクに共通するのは、ええと・・・
「立ち姿勢のライポジ」
「ハンドル切れ角が大きい」
それから・・・うーんうーんうーん
「えーいっ!共通点なんて無いわいっ!」
というわけで、Vmaxを広島市内(広島市在住です)のバイク買い取り店に持っていってその場で91年式の中古のセローに交換してもらったのは1995年の事だった。パワー一直線型ビックバイクの代表選手みたいなVmaxを手放す時、次のバイクは全然違ったタイプにしようと決めていた。だって、Vmaxを超えるビッグバイクは他には居ないと思っていたから。(これは今でも変わらない。だから結局またVmaxを買ってしまった。Vmaxに興味を持たれた方は→管理人のVmaxについてへどうぞ)
4年落ちだけど2000kmしか走ってなくて、オプションフル装備(キック,キャリア,ナックルガード付き)でとても綺麗だったし、この年式から電気系もしっかりしたものに変わった(ヘッドライトがバッテリー点火式に変更)ので、盗難保険以外の諸経費込みでVmaxと等価交換という条件に「まあいっか」とあっさりOKしてしまった。
- まるでスニーカーのような・・・
それまでもツーリング中に仲間のセローを借りて乗ったりしていた。しかし自分のバイクとして乗ってみて、あらためて「なんて乗りやすいバイク!」と感動してしまった。気軽にフラっと出かけてどこにでも入って行けて、道を間違えたらひょいっとUターン、キャンプ場の砂地にもずんずん入ってテントのそばにも気軽に置ける。(Vmaxだと大変!アスファルト路面でもサイドスタンドはキケン!センター必須。でも砂地だとセンターごと埋まって横転する危険性があるので下敷きになる石を探してきてサイドスタンドをかける事になる)また、ばりばりのモトクロッサーのような威圧的な姿をしていないので回りの見る目がヤサしい。もちろん燃費もGood。まさに「スニーカー感覚!」である。
- セローでツーリング
広島を起点に北は八ヶ岳,南は鹿児島の開聞岳まであちこちを走り回った。確かに高速は退屈だし、長時間乗ると(キック式の旧型より多少はマシだが)尻がイタイ。でも100km/h巡航ならなんとかOKだし、ホームセンターで買ったエアクッションをマジックテープでシートに固定すればたちまちエアサス付きの快適シートになってしまう。(バイクのコントロール性は確実に悪化するのであまりオススメしないけど)ガッチリしたリアキャリアは大きめのツーリングバッグでも確実に固定できるので、その気になれば、空いているタンデムシートにもう一人乗せる事もできる。(だれもやらないか・・・)私はマナ板兼用の板をキャリアに固定し、その上にバッグを積んでいた。
- 結婚,そしてセローは妻の相棒に
結婚してスグに妻は教習所に通い始め、案外早く中免が取れた。第一段階で1時間オーバーしただけで、検定は何と一発で合格!(ちなみに私は一回落ちた)そこでこのセローは妻に譲る事にして私用のバイクを探していたところ、会社の知り合いから86年式位のこれまたセローが手に入ってしまった。もちろんキックである。お揃いのセローでツーリングが始まった。
始めは日帰り、そして次はキャンプ。街中の右折でエンストしたり(一斉クラクション!!)、私が急に右折(道を間違えた)したのについてこれなくてコースアウトしそうになったり、上りの鋭角コーナーでパッタリしたり、色々やりながらもだんだん慣れてきた。
- そして現在
最近旧型セローを手放して再びVmaxを購入,私のバイクはVmaxとなった。けれどVmaxとはまた違った魅力を持ったセローはやっぱり名車であるという思いは変わらない。今、妻はあまりセローに乗る機会が無いのだけれど、また2台でイロイロ回りたいと思っている。
- セローカスタマイズ
買った時点で91セローはほとんどフルOPT状態であったため、変更したものはわずかだった。
ひとつは左のミラーを外して、かわりにコンパス(方位磁石:○ートバックスで売ってるヤツ)をミラー用のボルト穴に装着していた。コンパスをそこらへんにコロがっているボルトに粘土状の接着剤でくっつけたものをねじこんだだけのものだが、これは結構重宝した。なにせどこにでもトコトコ入っていけるセローのこと、気がついた時には方角もわからず、でくわした道をはたして右に行けばいいのか、はたまた左か?ということがけっこうあって、そういう時にこのコンパスがあるととても助かった。これは何も山の中だけでなく、知らない街の脇道に迷い込んでも同様である。しかもミラー位置という最も視認しやすい位置についている。後方確認の問題もあるのでだれにでも勧められるモノではないけれど(実際妻が乗り始めたときにはミラーに戻した)
これは!と思った人はどうぞ。
次にシートの前後に2本、マジックテープをぐるりと一周させておく。初期型に比べれば随分と良くはなってきたが、それでもセローで長距離は尻が痛い。そこで、ホームセンターなんかで売っているエアクッションをこのマジックテープで固定するのである。まさに「エアサス!」であり、乗り心地は劇的に向上する。なお、バイクとの一体感も劇的に悪化するので、走り屋ツーリングにはお勧めしない(いないと思うけど)。もちろん後ろのテープはタンデム用である。
最後に荷物積載について。セローのリアキャリアはかなりしっかりしているが、私は容量可変型のデカいツーリングバッグ(両側の2室がファスナーで畳めるヤツ)を固定するために、キャリア上にひと回り大きい木製の板をストレッチコードで固定して、その上にツーリングバッグを積んでいた。この板には合板ではなくラワンの単板を使っていたので、キャンプ上ではマナ板,テーブルとして活躍した。
ああ忘れていた。ナンバープレート固定ボルト穴を使ったロープフック。これは常識だよね。
- Clubステッカー届く!
→Serow
Owners ClubからオリジナルClubステッカーが届いた。
岩本さんの力作でなかなかイイステッカーである。さっそく貼りつけた。
クラブ員だけの限定配布なので、欲しい人はHPにアクセスして会員になる事。ちなみに管理人は会員No.85なのであった。
(続く)