オーディオ(さて何でしょう?)&Quadra840AV
ちなみに2002.3.7現在、システムは
iMac Rev.A
ONKYO MSE-U77
DENON DP1200
DENON DL304
になってます。それ以外のAUDIOは今も現役!
はじめに
CD
ROMのバックアップや、だんだん入手が難しくなっている古いシステム/アプリケーションの保存のためにCD
Recorder(YAMAHA CDR4260tx
BB)を購入したのだが、使い始めてから思ったのが「これを使ったら、いま眠っているウチの秘蔵?LPたちを手軽に聞けるCDにできるんじゃないだろうか?」ということだった。
ちなみにCDR
4260txのBBモデルはMac/Win両用モデルで、ドライバはMac用にB's Recorder
Pro4.0,Win用にはB's Recorder
Goldが付属していて、GoldのほうにはLPのダイレクト録音機能が付いている。「なんでMac版には無いんだよお!」と思ったが、WinにできるならMacにも!と思い直し、さてどうすれば?と調べ始める管理人であった。
目次
これも省略(爆)しようかと思ったけどちょっとだけ書きます(横着してごめんなさいごめんなさい)
えっと管理人のCD-RドライバソフトはB's Recorder
Pro4.0なので、当然これを使った説明になります。まっ基本的な考え方はいっしょでしょーから・・・(ってそこが知りたいんじゃ!って言われそうだなー) まず、取り込んだAIFFファイルをPerforma630の内蔵HDDに移した。DAO(ディスク・アット・ワンス)の場合、ふつーは焼き込むファイルを一括して例えば焼き込み用に作ったパーティション空間に移すのだけど、B's
Recorder
Pro4.0には疑似的にパーティションの働きをする「ImageDrive」という機能があるので、管理人はいつもそれを利用して700MB程度のImage
Driveを作成してCD-R焼き込みを行なっている。なんでパーティションを切らないのかって?管理人のPerforma630のHDDは2.4GBしか無いからパーティションで分割したら使いにくくてしょーがないのダヨ。(そのたびにHDDを再フォーマットするのもしんどいし。)
で、外付けHDDからこのImage
Drive(=CDRbackup)にAIFFファイルを移したのが上の図の状態。「種類」は「Quick
Recorder
書類」となっているがこれが「AIFF形式」になっている(らしい)。各ファイルごとに一応番号と曲名をつけてある。(実はあまり意味が無い。) ところで問題です。この録音されたモトのLPはなんでしょーか? これが分かるひとは管理人に知らせて下さい。お友達になりましょー(^O^)/
で、いよいよB's Recorder
Pro4.0の新規画面を開いて、「Format」を「オーディオ」に、「WriteType」を「ディスクアットワンス」にしたあと、ImageDriveにあるファイルを「えいやっ」と「トラック編集」部分にドラッグしたのが次の図「Untitled
1」の状態。
でまあ、後は「焼くだけ」ですな。ちなみに管理人は大胆にも(気が短いだけ?)4倍速で焼きますが、その前に「テスト」モードでのチェックは忘れませんぜ。ふっふっふ。
[いよいよ書き込み!ここで止まったら・・・(T_T)]
さて出来上がったのを聴いていると・・・おおっおおっ(涙涙)きれいにできているじゃあないか!
あの「ぷちっぷちっ」っていうスクラッチノイズまでちゃんと入っている!
ちなみにWin用にはこのスクラッチノイズを消してくれるスクリーニングソフトがあるらしいけど、原音まで変わりそうでちょっと恐いし、まあ多少のスクラッチノイズも風情があっていいもんね!
以上で全部おしまい!おつかれさまでした。
んで、Open押して、編集したいファイル(つまりLP片面ぜ〜んぶ入った巨大なAIFFファイルね)を選ぶと、結構な時間をかけて(このへんはCPUパワーがモロでます。68kはとってもつらいと思います。)ファイルを取り込んで作業画面がでます。
で、編集は切り取る部分を指定して、メニューバーの「Edit」から「Trim」を選ぶだけ。そしたらいきなり切り取られたファイルの作成が始まります。一気に数十MBのファイルができてしまうのでアワテないようにね。切り取る部分の指定は、上の画像に書いたように2通り、ひつまりSerectionに直接数字(時間かSampleナンバー)を打ち込むか、波形表示部分をマウスでクリックして指定するか。
でも、考えてみたら波形見ただけで曲がわかるわけない(世の中にはそんなスゲーやつもいるんだろーけど)ので、実際には左上のPlay
Locationなんかを使って音を聞きながら、時間を読み取って入力してました。
以上です。
で、うまくいったのかというと・・・・いかなかったんだなこれが(爆)
全部じゃないんだけど何曲めかでSCSIエラーで焼き込みが止まってしまう。で、試しにそのファイルだけ除いてテストしてみるとまた何曲かしてSCSIエラー・・・なんなんじゃこりゃあっ!
どのAIFFファイルもTWEやQuick
Recoederや他のAIFFプレーヤでは問題無く再生できる。音も正常。書き込み速度を4倍から2倍,等速と落としても同じ。あい変わらず同じファイルが焼き込めない。外付HDにNortonSpeedDiskをかけてからImegeDriveに移してもダメ。
ここであきらめてこれまで通り1曲ずつHDDにレコーディングして焼いてみると何事もなく4倍速でOK。
やはり原因はTWEの編集による影響としか思えない。AIFFファイルとしてはほとんど問題無い(NortonDiskDoctorでもファイルに異常無し)レベルでもCD-Rで焼く時に微妙に影響するんだろーか?でもSCSIエラーというからにはG3とかのパワフルなCPUだったらイケてしまうのかもしれない。スグには確かめようがないんだけど。
というわけで管理人の場合はいったんあっさりとTWEをアキラメルのだった(^^ゞ
でもね。ホント、出来なかったからイイワケしてるんじゃないけど(でもそうとしか思えんかなー)AIFFでの編集ってけっこー時間かかるんだよね。それに比べたら1曲ずつ針を上げて録音していく方が実質的には短時間ですんでしまうのダヨ,管理人のばあいは。
それにTWEを使ってみて思ったんだけど、曲の切れ目を見つけるのって結構タイヘン。始めは音を聞きながら波形を見てて振幅が消えたところで切ればって簡単に思ってたんだケド、ほとんどの曲って最後はフェードアウトしてるから切れ目がよーわからん!波形のスケールは変えられる(つまり拡大できる)んだけど、最後はスクラッチノイズに混じって区別がつかなくなってしまう。それでも耳って敏感で、結構音が聞こえてたりする。つまりは果てしなく神経質になっていくワケよ。
それでね。提案なんだけど。HDDレコーディングは原則として1曲ずつやる。んでね、それでもたまにアレンジによっては曲間をツメててマウス操作が追っつかないって場合がある、その時だけは続けて録音しといてあとでTWEや他の編集ソフトで分割するってのはどう?とりあえず管理人はそれでいこーと思ってます。そうすると曲の始めにどうしても2秒程度の空白ができるんだけどね。
はいっ、これでほんとに終わりです。って今のところは(笑)
(1998.12.8)
えっと、追加です(笑)。このページをご覧になった「itoh」さんから貴重なアドバイスを頂きました。
***以下、頂いたメールです。***
初めまして。itohと言います。
LPのCD化興味深く読ませていただきました。丁度私も同じことをしていまして。しかし、これ程のアナログ器材は揃っておりませんです。近いうちにYAMAHAの古いレシーバーが手に入りそうなのですが。それでも安物です。QUADには全然かないません。良い音でしょうねえ。(詳しくない私ですがQUADの名前だけは知っておりました)
所で、TWEで録音、編集とも行っています。ここで書かれていたように、LP片面を一気に録音して、TWEでトラックに分けています。ただ、最初全く同じようにSCSIエラーでCD-Rに焼けず困っていました。色々トライしてみると、どうもエラーを起こすトラックの最後に4秒から10秒ぐらいの無音部分を追加してやると上手くいくことがわかりまして、それからはTWEで編集して焼けています。
ただ、結構手間はかかります。CPUは603e 160MHzですし。B's Recorder
Proで焼いていますが、一度、テスト焼き込みをしないと不安です。
仰られる通り、曲ごとに録音した方が手っとり速いですよね。
どうも長々と失礼いたしました。
***メール終わりです***
という事です。な〜るほど、どうもトラックの最後部分に問題が潜んでいるんですね。んで、それを解決するには無音部分の追加すれば良いと。
そしてさらにitohさんからフォローの投稿が・・・
***以下、頂いた投稿です。***
あけましておめでとうございます。
先日、TWEの件にて書き込んだitohです。「LPのCD化」で大きく取り上げていただきありがとうございました。「LPのCD化」を後で拝見して、赤面することひとしきりでした。
ところで、管理人様には大変御迷惑とは思いますが、TWEの件で訂正していただけないでしょうか。その後、何枚か焼いているうちに、この間書きました無音部分をトラックの最後に追加する方法ではどうしても上手くいかない、というか何度も無音部分を追加する作業をやり直さないと焼けないトラックもありまして、色々また悩んでしまいました。そこで、TWEのAIFFファイルがおかしいという管理人様の言葉にヒントを得まして、次の方法を試したところ、確実に出来そうなのでお勧めしたいと思います。
フリーウェアで「SoundApp」というオーディオ再生ソフトがありますが、それにはオーディオファイルのフォーマットの変換機能があります。TWEで作成するも、SCSIエラーなどで焼けないAIFFファイルを、SoundAppを用いて再度AIFFファイルに変換します。AIFFからAIFFファイルへの変換で一見無駄なように見えますが、この変換後のAIFFファイルは今までのところ、エラーにならずに確実に焼けています。
音質の劣化も私の耳で聞く限りではほとんどないように思いますし、この方法の方が良いように思います。(
劣化があるかどうかは御自身の耳で確かめていただくのが良いとは思いますが。。。。
)この方法ですと、ライブ録音のように無音部分を追加して雰囲気を壊すことはなさそうですし、簡便かと。。。
前回はいい加減な書き込みをしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。
管理人様には御迷惑おかけいたしました。長々とすみません。
→SoundApp-Jのホームページ
***投稿終わりです***
「itoh」さん、丁寧なフォローまでありがとうございましたっ!
また、このページを読んで下さった平山さんからもコメントを頂きました。
***以下、頂いた投稿です。***
Yamashinさんのページで紹介されていたitohさんの情報にあったように,わたしもTWE2.0.0で保存したAIFFファイルを焼くと,うまくいきませんでした.私の場合,SCSIエラーなどは何も出ず,書き込みソフトも無事終了するのですが,でき上がったCDを聞いてみると
(1)曲の終わりあるいは曲の始まりにものすごい雑音が入る.
この雑音はヘッドホンで聴いていると飛び上がりそうになるほどの音です.長さは場合によって1秒程度〜数秒程度です.書き込みに使ったAIFFファイルの波形を見たり再生させたりしても何も問題がありません.
(2)曲の長さが変わってしまう.
もしかすると(1)の問題と関連しているのかもしれないのですが,曲の長さがCDに書き込んだ時点で変わってしまったようです.頭出しをして,たとえば4曲目の頭から聞こうとすると,3曲目の終わりの部分から始まってしまいます.今回作ったCDはライブ版だったので,PreGap,
PostGapともに0に設定していたことが関係しているのかもしれませんが,原因はよくわかりません.
結局私はitohさんの情報にあった通り,SoundAppを使ってAIFF ->
AIFF変換をしてからもう一度焼いたところ何も問題なく成功しました.
SoundAppを使って気がついたのですが,TWEで保存したAIFFファイルとSoundAppで同じHD上に保存したAIFFファイルのサイズが違っています.その違いは約0.9%程度で,SoundAppの方が小さくなっていました.
私の環境は以下の通りです.
・PowerMac8500/150 + PowerLogixG3 300/120/512k
・HD 4.3GB + 1.2GB, Memory 208MByte
・CD-R: Melco CDR-S412A (drive: Plexter製)
・書込ソフト: B's Recorder Pro 4.0.5
・録音ソフト: Quick Recorder 1.0
・編集ソフト: YAMAHA TWE 2.0.0
・変換ソフト: SoundApp 2.5.1J PPC
・CD-Rメディア: TDK CD-R74S
・書込速度: 4倍速
***投稿終わりです***
平山さんの場合、焼込作業自体は終了したのにノイズが混入していたそうですが、やはりSoundAppで解決できたそうです。やはり念のためSoundAppの処理をしておいた方が良いようですね。
平山さん、貴重な情報ありがとうございました。
あとは状況に応じて「Cut&Try」あるのみ!
自作のVolume
ちなみに制作費はVolumeが680円×2個,ケース500円,ピンジャック190円×4個とシールドケーブルで結局3千円ちょっともかかってしまった。Volumeの規格って全然知らなかったので店の人に聞いて250kΩのAタイプを買ったんだけど、Volumeを完全に絞り込んでも音が消えない(爆)。ま、目的が目的なのでそれでも大丈夫だったんだけど、ホントならもっと大きな抵抗のもののほうがイイみたいです。
(01.9.6)