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藤忠ビルプロジェクト
2001/10/7-12/31 松江市天神町「藤忠ビル」で開催中
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解体、見届けました。


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2002年のプロジェクト



隅から隅まで採寸する測量部隊
隅から隅まで採寸する測量部隊

藤忠ビル実測と平面図の作成
  02/22(金)−27(木)

※05/17(金)、設計図発見を追記。

【測量プロジェクト】
日時 02/22(金)−27(木)
測量+図面作成 まちかど研究室


藤忠ビルの平面図はビルの持ち主の藤原家からも設計者の秋鹿家からも紛失しており現存していません。

こだわりのメンバー(美術館のTさん、あなたのことだ!)が「報告書には藤忠ビルの図面が絶対、なにがなんでも必要だ」と言い張りました。予算と時間と能力のない我々は、悩んだあげく、島根大学の黒谷靖雄先生に泣きつきました。
 
島根大学の総合理工学部材料プロセス工学科(何回聞いてもなにをするところかよくわからん!)の黒谷先生は白潟本町の出雲ビルに本拠を置く「まちかど研究室」(島根大学、島根県立島根女子短期大学から計五研究室が共同で学外に設置した研究室)のメンバーで、「まつえ・まちづくり塾」の代表でもあります。街と大学との関わりや社会貢献などを真剣に考える人格者にして、孤軍奮闘している闘士です。

黒谷先生は学生さんに声をかけて1日がかりでビルの壁にはりつきながら、窓の一つひとつ、壁のカーブの角度まで丁寧に計って平面図を作成してくださいました。

黒谷先生によれば建物の外観はずっしりと重厚に仕上げられていますが、内装の柱や梁は細いものを好まれて使用されているとか、和風な感触と施主の好みが伺えると、専門家ならではの興味深い意見を聞かせてくださいました。

この場を借りて測量プロジェクトの関係者にお礼を申し上げます。

完成した平面図は「藤忠ビルプロジェクト――その活動の記録」展にて展示し、報告書『藤忠ビルプロジェクト――その活動の記録』に掲載されます。


『藤忠ビル通信』第5号/2002年3月31日発行

※05/17(金)追記
藤忠ビル解体工事を目前に控えた05/15(水)、藤忠ビルオーナー宅から、藤忠ビルの設計図が発見されました。

藤忠ビルの設計図発見


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