■02. 2001/12/23(日)
藤忠ビルの品々が松江郷土館に収蔵されます
高嶋敏展
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松江郷土館に収蔵される看板。 |
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松江郷土館(松江市殿町、松江城山公園内)より、藤忠ビルに残された物の中から、松江の歴史や藤忠の歴史を知る物を収蔵したいとの申し入れがありました。
現在、収蔵品の選定作業をおこなっていますが、看板や昔の電話など数点が収蔵品に決定しています。
収蔵された物は松江市民の財産として松江郷土館に永久保存されます。
松江郷土館、学芸顧問の安部登さんによれば、「従来の博物館は歴史的に価値のある物品を収蔵することに重点を置いていて、庶民の生活や普段の町並みの記録は驚くほど残されていない。松江郷土館では松江市民の日常をうかがえる資料を探していた。藤忠の看板や電話は松江の歴史を知る上で重要な資料となるだろう」とのことです。
また、藤忠ビルプロジェクト実行委員会で独自に作成した建築写真のパネル、キャプションボードなども合わせて収蔵されます。
収蔵品は平成14(2002)年4月に松江郷土館で一般公開の予定です。
【松江郷土館に藤忠ビルコーナー】
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