12/31(月)
|
クロージングイベント(2) |
■まちかどシネマの夜
in 藤忠 |
■開催時間 |
|
20:00-23:30 |
■上映作品 |
|
20:00-:「白い三叉路」(70分) |
|
|
21:30-:「ニューシネマパラダイス」(124分) |
■来場者 |
|
約100名 |
■共催 |
|
まちかどシネマ
in 藤忠実行委員会(楽楽一座、松江キネマ倶楽部、まちづ くりサロン) |
|
 |
©前田典仁 |
|
12/31(月)の夜は、藤忠ビルプロジェクトのラストを飾るイベント「まちかどシネマの夜 in 藤忠」でした。映画は2本立て。1本目は、昭和20年代の松江のまちを舞台にした「白い三叉路」、2本目は「ニュー・シネマ・パラダイス」。入場者は2回を通して100人にはなったでしょうか。大晦日のこの時間によく足を運んでいただけたものと観客のみなさんに感謝です。
私としては、映画の内容選定のときにシネマチームでだいぶ議論した末に決まった「ニュー・シネマ・パラダイス」に深い感慨を覚えました。イタリアの小さな町で、すでに客足のとだえた映画館「パラダイス座」が町の人々の見守る中、ダイナマイトで音を立てて崩壊していく。このシーンには観ていたどのお客さんも、藤忠ビルの最期のすがたを重ね合わせたことでしょう。
この日1日のために藤忠ビルの入り口には、光る看板が設置されました。「NUOVO CINEMA PARADISO」。イタリア語でニューシネマパラダイス。シネマチームのスタッフ5人が1日かけてつくったものです。イベント終了とともにとりはずされた看板は、今、白潟本町出雲ビル4階の窓で、輝き続けています。
[田中隆一] |