約1年にわたってつけまわされる

A子さんは、知り合ったある男性から食事やドライブに誘われるようになった。あまりのしつこさに、仕方なく一緒に余暇を過ごすこともあったが、深入りしたくないことから、相手を避けはじめた。すると、その男は手紙を送り付けたりA子さんをつけまわすなどのいやがらせ行為をはじめた。その行為は、約1年間続いた。

 警察の指導警告でつきまといが終わる

A子さんは、警察に相談。警察では郵便物の受領拒否(※)などを指導し、事実確認のうえ、相手方に対し注意・警告の措置を講じた結果、つきまとい行為は終わった。
※受領拒否=「受領拒否」あるいは「受取拒否」の文字と氏名を書き、押印した紙を郵便物に貼り、ポストに投函する。

ストーカーは、暴行や強制わいせつなどの重大犯罪に発展するおそれがあります。
・不安なときは、タクシーの利用を
・防犯ブザーの携帯を 
・警察や信頼できる人に相談する

ストーカー犯罪は、早期解決がポイントです。被害にあったときは、すみやかに対策を

 面識のない者がストーカーになることも

多くは過去にかかわりのあった人物がつきまとい行為を行いますが、なかには「駅で見かけて一目惚れ」などのきっかけで面識のない者がストーカーになることも。このようなストーカーは相手を知るために個人情報を集めます。プライバシーを侵害されないよう、個人情報の管理はしっかりと。

誰かにつきまとわれて「不安、迷惑に感じる」ときは、軽犯罪法や条例で、処罰できる場合があります。


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